きょう、スポーツジムで1時間走った。先週までは10分走るのでいっぱいいっぱいだったのだが、月曜と火曜に20分走り、昨日30分走り、今日がんばったら1時間走れた。50分ぐらいのところできつくなったが、ちょっと我慢したらそのまま行けた。マシンを降りたときに膝がぐにゃっとなったが、それは惰性でそうなっただけなので大丈夫。
1時間走れたのは、正直iPodのおかげです。これまでは10分でも退屈で仕方なかったのだが、音楽を聴きながらだと全然飽きない。
正直なところ、1時間走ったら日記に書けるなー、などと助平心もあった。しかしこれは、言語は現実を記述するためだけにあるのではなく、言語によって現実を変えることができるという証でもある。不景気だ不景気だと言っているとどんどん不景気になるし、あのチームは強いなーなどといっているとそのチームには絶対勝てない。自分の彼女はもちろん美人なんだけど世界一じゃないだろーと思っていても、「あなたは世界一美人だ」と言ったとたんに彼女は世界一の美人になる。どうせ美醜の基準なんて相対的なものなんだし。
なんていうことを走りながら考えていた。「くるり」のベスト盤聴きながら。
消費カロリーは675kcl。1時間走って675kclを消費するという健康的な快楽と、ポテチの大袋を一気食いして675kclを摂取するという頽廃的な快楽。甲乙つけがたい。
