たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

反ワクチン活動家がヴァラッカー副首相の自宅前で大騒ぎ

 

 

 

反ワクチンの活動をしている人がアイルランドでもいるのですが、その人たちがワクチン推進の旗を振っている政治家や官僚の自宅前にいって大騒ぎするという抗議活動を展開しているそうです。

 

www.irishtimes.com

 

ターゲットになった1人は、ヴァラッカー副首相。ヴァラッカーさんは最近引っ越しをしたそうなんですが、新しい住居は警備の点からいうと脆弱であると警察が懸念を以前から表明していたらしいです。以前はキャッスルノックのゲート付きのアパートメント・ブロックに住んでいたのですが、今度の家は直接道路に面した一戸建てだそうです。

 

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抗議グループは自ら「We the Sovereign People」(主権者たる私たち) と名乗っているそうです。このグループは`ヴァラッカーさんの家の前に集まり、反ワクチンのプラカードを掲げ、警備の警察官に向かって怒鳴り声をあげました。ヴァラッカーさんはゲイを公表しているわけですが、グループの1人はゲイに対する罵り言葉も叫んでいたそうです。

 

抗議は数時間続き、事件的なことは発生しませんでした。ほとんどの政党がこのグループの行為を非難しています。

 

 

 

同じグループは先週、ウィックロー県の田舎にあるスティーヴン・ドネリー厚生大臣の家の前にも2回集まり、同様の抗議を行ったそうです。このときも事件的なものは発生していません。

 

同グループのメンバーは、今後も政治家の自宅前での抗議を続けると言っています。ワクチン接種を市民に奨励しているということで、今後は GP (かかりつけ医) の自宅でも同様の抗議をするらしいです。

 

このグループのメンバーは、極右、反ワクチンの人、強硬なカトリック活動家などで構成されています。ほとんどが、過去19か月にわたってパンデミックを抑え込もうとする政府の取り組みに反対してきた人々です。

 

メンバーの1人は、「これは、市民の力によるムーブメントの始まりだ。平和的かつ合法的に彼らの玄関前に運動を持ち込んでいく」としています。

 

記事のここから先はワクチン活動家の紳士録みたいになっています。

 

まず、メイヨーのアンドリュー・ヒースマンさん。この人はバスでのマスク着用拒否および社会秩序違反で昨年12月に2か月の実刑をくらっています。

 

また、ディー・ウォールさん (またの名をドロレス・ウェブスターさん)。この人は有名な極右活動家だそうで、マイケル・D・ヒギンズ大統領を脅迫したかどで警察に事情聴取されたことがあるそうです。この人はドネリーさんの家での抗議には参加していましたが、ヴァラッカーさんのには参加していなかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

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「抗原抗体検査はあんまり信用できない」とアイルランドの健康監視機関

 

 

アイルランドの国の健康監視機関である HIQA (Health Information and Quality Authority) は、コロナの簡易抗原抗体検査の効果についてはよくわからないので、ウイルス拡散を抑えるために PCR 検査の代わりとなるものではないと提言しました。

 

www.irishtimes.com

 

抗原抗体検査は PCR 検査よりも安価で迅速なのですが、その効果についてはこれまでも医療専門家が繰り返し疑問を呈してきました。今回の HIQA の提言は、国家公衆衛生緊急チーム (Nphet) の懸念とも通じ合うものであります。

 

 

HIQAの主任科学者のコナー・テルジャー氏によると、「無症状の人の抗原抗体検査の結果が陰性であっても、感染リスクの高いアクティビティへの参加にOKサインが出たと見なすべきではない」と言っています。

 

 

「無症状の人に対して広く簡易抗原抗体検査を導入すると、多額の投資が必要となる。無症状の人のスクリーニングにこの検査を使用するかどうかかを決定する際には、さまざまな要素を考慮する必要がある。Covid-19がどれくらいまん延しているか、免疫のある人の割合、対象となる人の脆弱性など」

 

 

また、HIQA では、物理的距離、手の消毒、換気、症状があるときは通学しない、などの既存の手段を守れば、学校の再開に伴うリスクは低いとしています。

 

 

マスクについては、イングランドデンマークノルウェースウェーデン、スイスの5か国が完全にまたはほとんどのマスク着用要件を撤廃し、北アイルランドでもまもなくそうなる予定ですが、アイルランドではこれまで通り、中学生以上は学校およびその前後でマスクを着用するようにというガイダンスを守るよう呼び掛けています。マスク着用の学年を引き下げることも検討されたようですが、現状のルールのままということになったようです。

 

 

先日、ウチの近所を散歩していたら、コロナの検査屋さんができていました。ここは確か以前はビッグ・サイズの靴屋さんだったところ。PCRが149ユーロで、抗原抗体検査が49ユーロだそうです。

 

 

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月曜からロックダウンがさらに緩和 - オフィス出社が段階的に始まる

 

 

明日の月曜から、ロックダウン緩和がさらに進みます。

 

www.irishtimes.com

 

まず、オフィスへの出社が段階的に緩和されます。また、一定の条件を満たせば、屋内でのアクティビティが再開されます。ビンゴ大会やダンス・クラスなどです。ワクチン接種が完了した人や6か月以内にコロナにかかって回復した人だけの集まりなら、100人以下の規模で開催できます。ワクチン接種を完了していない人がいる場合は、6人ずつの塊になって参加するという要件はまだ残ります。屋外でのグループ・アクティビティの人数制限は撤廃 (スポーツや芸術イベントの人数制限は残ります)。

 

 

10月22日のロックダウンほぼ完全解除に向けて順調に進んでいるそうです。10/22に解除されるのは、ソーシャル・ディスタンスやマスクの着用、宗教・民間の式典、屋内および屋外イベントの人数制限などです。ナイトクラブも再開し、アクティビティやイベントに参加する際にワクチンパスポートも必要なくなります(海外旅行は除く)。国家公衆衛生緊急チームも縮小が始まります。

 

www.irishtimes.com

 

副首相で通商雇用大臣のレオ・ヴァラッカー氏によれば、アイルランド政府としては自宅勤務をパンデミックが終わったあとも一般的なものにしたい意向のようです。「雇用主は、社員自身や事業のためにどう働くのがベストかを理解するために社員と話をしてほしい」とのこと。

 

 

ヴァラッカー氏によれば、「明日の月曜はビッグ・デイになる」のだそうです。ほぼ18か月ぶりに何千もの会社がドアを開き、たくさんの人が出社を始めます。

 

 

しかし、ヴァラッカー氏は「パンデミック中に社員や雇用主にとってどのような働き方が適していて、コロナ後もそれをどう適用していくのかを理解する機会になったのではないか」とも言っています。自宅勤務がアイルランドの仕事生活に今後もずっと採り入れられればよいとの考えのようです。

 

 

労働組合の中央組織ICTUの総書記であるパトリシア・キング氏は、「主な関心事は、スタッフが職場に戻っても安心だと自信をもてること」だと言っています。職場の安全性の基準について雇用主側との対話が始まっているそうです。物理的な距離の取り方、マスクの着用、適切な換気などについて話し合われています。

 

 

雇用問題の弁護士であるシブラ・ラッシュ氏によると、雇用主はスタッフにワクチン接種の有無を尋ねるべきではなく、接種した人と未接種の人とで異なる取り扱いをしないように注意すべきだそうです。これを怠ると差別や労使関連の問題で訴訟になる可能性があるようです。

 

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コークでフィドル職人として働く日本人

 

 

今日のアイリッシュ・インデペンデント紙に、コークでアイルランド伝統音楽向けのフィドル (バイオリン) を製作している日本人の方が紹介されていました。

 

www.independent.ie

 

この方は齋藤陽秋(はるあき)さん。記事によれば、2016年に東京で勤めていた会社をやめてコークにやってきたそうです。その理由はアイルランドのトラディショナル・ミュージックが好きだから。また東京のせわしなさがちょっと嫌になって、もう少しゆとりのある生活を、という気持ちもあったようです。

 

「当初は家族も理解してくれませんでした。なぜお金も仕事もないのにそんなに遠いところに移りたいのかと。しかし、今は応援してくれています。妻を日本に残してきているのですが、彼女もコークに来ていっしょに暮らす予定。ただパンデミックのせいでその予定は一時保留になっています」

 

齋藤さんとアイリッシュ音楽との出会いは高校のとき。あるワールド・ミュージックのCDを聞いたところ、その中にアイルランドの音楽が入っていたそうです。それで一目ぼれ、というか一耳ぼれしてしまったそうです。

 

アイルランドのリールの曲が一曲入っていて、それに魅かれました。そのときからトラディショナル・アイリッシュ・ミュージックのとりこになりました。私の気持ちを動かしたのはリズムだったと思います。フィドルを始めたのですが、うまくいきませんでした。そこでアコーディオンに楽器を変えたところ、そっちの方がしっくりきました」

 

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「東京のバーのセッションで演奏を始めました。東京では弦楽器職人の仕事をしていたのですが、精神的にも肉体的にも疲れ果て、変化が必要でした」

 

10代のころはひきこもり気味だった時期があったそうで、日本の社会に溶け込むのは難しいと感じていたし、自分のメンタル・ヘルスに慎重に気を配らないといけないこともわかっていたので、生活に大きな変化が必要だと決断したそうです。

 

2015年に旅行でアイルランドを訪れ、ダブリン、コーク、ゴルウェーを回り、アイルランドの何かが自分を呼んでいると感じたそうです。

 

「仕事が見つかるかどうかもわからないし、最初はたぶん1~2年と思っていました。それが5年前の話です」

 

幸いなことにコークのヴェグター・ヴァイオリンズ (Vegtar Violins) という工房で仕事が見つかり、斎藤さんの作るバイオリンは 7500ユーロの値が付くそうです。

 

「私の雇用主であるヒューゴ・ヴェグターとニーヴ・ヴェグターは、私が出会った中で最高の2人です。コークにいられるのがとても幸せです。東京はとてもうるさくてとても忙しい。忙しい場所は私はきらいです。ダブリンですら私には忙しすぎます。のんびりしたコークは私に合っています」

 

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この記事は、アイルランドの文化や伝統に魅せられて海外から移住してきた人、5人を紹介する記事です。

 

齋藤さんのほかには、アイルランドフォークロアを勉強するためにやってきたロシアの女性、シャンノース (アイルランドの伝統ダンス) のダンサーのジンバブエ人女性、アイルランド語話者のバングラデシュ人男性、アイルランド語振興の政府職員のロシア人男性が紹介されていました。

 

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オリンピア・シアターが3オリンピア・シアターになります

 

 

ダブリンの Dame Street にあるオリンピア・シアターに冠スポンサーがついて、名前が3オリンピア・シアター(3Olympia Theatre)に代わります。3 (スリー)は携帯のオペレーターですね。私が契約しているのも3です。

 

www.rte.ie

 

今回のスポンサーシップは8年間契約だそうです。3はすでにドックランドにある3Arenaという13000人キャパの会場のスポンサーにもなっています。前はポイント・シアターと呼ばれていたところですね。

 

オリンピア・シアターもコロナのせいで休業を余儀なくされていましたから、今回のスポンサーシップは経営的にはありがたいところでしょう。

 

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オリンピア・シアターは1879年にザ・スター・オヴ・エリン・ミュージック・ホールとしてオープンし、何度かの名称変更を経て、1923年にオリンピア・シアターとなりました。

 

オリンピア・シアターはビクトリアン調の古風な劇場で客席は3層。キャパは1500程度で、観客が盛り上がると一体感が生まれるちょうどよい大きさですね。一番上の層はサークル (Circle) と呼ばれていますが、かなり上から舞台を見下ろすことになって、これは日本の公立のホールなどでは味わえない景色です。左右にはボックス席もあります。

 

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これまでここに出演したアーチストには、チャップリン、ローレル&はーディ、REM、デビッド・ボウイ、ラジオヘッド、ブラー、マッシブ・アタック、ロビー・ウィリアムズ、アデルなど。

 

私も何度もこの劇場に足を運んだことがあります。思い出せるかぎり、ここで見たアーチストを列記したいと思います。

 

イアン・デューリー、アズワド、デヴァイン・コメディ、ザ・スペシャルズマイケル・ナイマン・バンド、アズラン、ギルバート・オサリバン、マンディ (Mundy)、イアン・ブラウン、フィーダー。演劇で「I, Keano」、「Brownbread」(脚本: ロディ・ドイル)、あと「Nuala」だかいう女の人3人組のコメディー・ショー。腹話術のデビッド・ストラスマン。講演でジョーダン・ピーターソン。

 

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オックスファムのチャリティー・ショップで古本を買う

 

 

ダブリン・キャッスルのそばのパーラメント・ストリートに古本ばかり売ってるオックスファム (慈善団体) のショップがあるでしょう。

 

昨日、お昼ご飯を食べたついでに街をぶらぶらしていて、前を通ったらウィンドウにおもしろそうな本が飾ってあったので、つい買ってしまいました。

 

購入したのはこの2冊です。

 

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まず、左側はドイツのタッシェン (Taschen) という出版社が出している『100 Contemporary Houses』という写真集。2012年の発行。世界各国の新進気鋭の建築家が建てた住居が 100 軒紹介されています。2巻で函に入っています。

 

私は建築のことはまったくわかりませんが、写真を見ているだけで楽しいです。日本からも何人かの建築家のかたとその作品である住居が紹介されていました。購入価格は20ユーロ。

 

もう1冊は「Vintage T-Shirts」という70~80年代の T シャツを500枚ほど集めた写真集。まあ、私にどんぴしゃの時代なわけです。バンドや音楽関係のTシャツが主ですが、スケボーやBMX、映画/アニメのキャラクターのTシャツなども収められています。大判のハードカバーのものもあるようですが、私が買ったのはソフトカバーのもの。5ユーロでした。これはそのまま『ヴィンテージTシャツ』というタイトルで日本語版も出ているようです。

 

この本の中で気に入ったのはスティッフ・レコードのTシャツ。

 

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スティッフ・レコードはロンドンにあったインディー・レーベルなんですが、学生時代、私はこのレーベルのレコードを集めていました。ポーグスのデビューもこのレーベルからでした。

 

この2冊は趣味の本なんで、別に買う必要がないっちゃあないんですけど、以前このオックスファムの店でヴィンセント・ガロの『ブラウン・バニー』の写真集だかなんだかの限定本を見かけたんですよ。ちょっと興味を引かれたんですが、必要ないので買いませんでした。20ユーロぐらいだったと思うんですが、買わなかったことをちょっと後悔していたので、今回は思い切って買ってみました。

 

 

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アイルランドの家の値段があがっています

 

 

パンデミックの影響もあってアイルランドの家の値段が上がっているというニュース。

 

www.irishtimes.com

 

今年7月のアイルランドの家の値段は前年同月に比べて8.6%アップしています。これは過去3年間で最速の記録です。ちなみに6月は6.9%でした。

 

ダブリンは8,1%の上昇、ダブリン以外が9.1%の上昇です。

 

ロックダウンが始まった直後は家の売買はいったん停滞しましたが、それ以降はマーケットは活発化しています。

 

金利が非常に低いこと、在宅勤務が増えたせいで広い家を求める人が増えたこと、また活動が制限されたせいで (旅行などに行けなかった) お金が貯まったこと、などが影響していると見られます。7月には3822件の不動産取引があったそうです。

 

過去12か月間の全国平均の家の取引価格は310,641ユーロ。地域として最高額だったのはやはりダブリンで479,454ユーロ。ダブリンの中ではダンレアリ=ラスダウン地区が最高で649,916ユーロ。もう少し細分化してエアコード (郵便番号) 別に見ていきますと、やはり最高はダブリン4で809,509ユーロでした。

 

ダブリン以外で最も高いのはミッド・イースト地域で329,028ユーロ。カウンティではウィックローで412,396ユーロです。

 

アイルランド中央統計局 (CSO) の統計専門家であるヴィアチェスラフ・ヴォロノヴィッチさんによれば、「2020年は全般において価格の上昇はそれほどでもなかったが、終盤から上昇を初めてそのトレンドは今年も続いている」のだそうです。

 

KBCバンクのチーフ・エコノミストであるオースティン・ヒューズさんは、「値ごろ感が失われかけていること、ろうばい買い、自宅勤務の増加などが価格上昇の要因となっている可能性がある」と言っています。

 

 

 

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