たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

奈良

 

 

3月26日。大分から新幹線などを使って奈良へ。奈良に行くのは小学校6年生の修学旅行のとき以来。奈良といえば観光の定番中の定番ということでちょっと気乗りのしないところもあったのですが、やっぱり行ってよかったです。

 

奈良駅からバスに乗って奈良公園へ。さすが奈良は観光地の王様だけあって客さばきがうまいと感じます。奈良駅まで行ったらもう皆さん奈良公園 (東大寺も近くにあります) に行くわけですけど、駅を降りてバスに乗るまでがわかりやすい。案内の人もいて乗り方も教えてくれる (料金とか)。ストレスなく乗ることができます。

 

まず東大寺へ。とにかく大きい。立派。荘厳。こんなに大きかった記憶はなかった。お寺もでかければ大仏ももちろんでかいし仁王像なんかも他とはくらべものにならないくらい大きい。大きいことはいいことです。

 

大仏殿だけでなく二月堂や三月堂のほうも散歩してきました。もちろん鹿せんべい売店で買います。買ってるそばから鹿が寄ってきておねだりします。鹿ぐらい大きな動物におねだりされるのは新鮮です。

 

ちょっと歩いて春日大社にもお参りしてきました。春日大社は一転して朱があざやかな静謐な雰囲気です。

 

帰りのバスに乗るために停留所に並んだんですが、すごい人の列になりました。係のおじさんが英語と日本語で整理します。新幹線の車掌さんの案内とかもそうですが、こうした交通系の英語はいいですね。日本語のイントネーションにそのまま英語を乗せてしゃべっています。こういうのでいいんですよ。

 

ホテルはまた間違えて喫煙室を頼んでしまっていた。ちょっと隙間風が入る部屋だったみたいで自然と換気ができてるみたいでそんなに煙たくなかった。今回の旅で唯一部屋に暖房を入れました (珍しく部屋ごとに調節できるホテルだった)。夜は松の家でひれかつ定食。690円。これでこんなボリュームのあるものを出して経営は大丈夫なのかと思いました。おいしかったです。昼は幕の内弁当の駅弁を新幹線の中で食べました。

 

東大寺大仏殿

大仏

春日大社

 

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大分・別府

3月25日。宮崎から大分へ。特急にちりんで3時間かかります。大分にはおもしろそうな個人経営の書店がいくつかあるので本屋さんめぐりをしようと思っていたんですよ。ところが残念ながらこの日は月曜日で軒並み定休日でした。

 

休みとは知らずに、まず駅から歩いて5分くらいのところにあるカモシカ書店というところに行ってみます。こちらの店主は岩尾さんという方で、おそらくご実家の岩尾洋装店の2階で喫茶兼書店を営んでいらっしゃいます。

 

一階の洋装店の片隅にちょっと古本が置いてあったので、せっかくなので山下洋輔『ピアニストに手を出すな』と西口克己『廓』を買いました。計250円。

 

近くの壱丁目ラーメンというラーメン屋で腹ごしらえ。

 

続いて Bareishoten という書店の店の前まで行きましたがこちらも休み。

 

では、ということで、別府に行くことにします。大分から別府は電車で約10分です。最近オープンしたばかりのまわれ虎という古本屋に行きましたがこちらもお休み。駅前に天一書房という小さな新刊書店さんがあったのですが、これは横浜の天一書房とは特に関係はないんでしょうね。

 

そしていよいよ本日のメインイベント、書肆ゲンシシャを訪れます。こちらは古本も売っているので「別府の古本屋」で検索すると出てくるのですが、単なる古本屋さんというわけではありません。さまざまな本が用意されていて、客が選んだテーマにそってオーナーさんが本をキュレーションして見せてくれます。またオーナーさんが収集した世界中の骨とう品も鑑賞することができます。オーナーさんは近世にヨーロッパで流行った様々な珍品を集めた博物陳列室「驚異の部屋 (Wunderkammer/Cabinet of Curiosities)」を目指しておられるようです。

 

料金は時間制で1時間1000円(ソフトドリンク付き)。テーマは死後写真、見世物、戦争、詞体、医学、遊郭、幻想、犯罪、美術、奇習など32件。1時間で2つ選ぶことができます。私は戦争と遊郭を選びました。本は基本的に写真集となります。特に戦争の方は見たことのない写真がいっぱいありました。

 

たまたま同席していた若い女性のお客さんの1時間が終わり、時間延長して骨とう品鑑賞をすることにしたので、私も延長して参加させてもらいます。死後写真や「隠れた母親」写真、からくり時計、人皮で装丁された本、拷問器具「苦悩の梨」、ヒロポンの空き瓶、戦時中に兵士に配布された「突撃一番」の未使用品など、妖しいアイテムがそろっています。これらはほんの一部です。

 

死後写真というのは、死んだ人に生きているかのように服を着せて撮影した記念写真です。昔は生前に写真を撮ったことがない人も多かったわけで、家族が思い出のために撮影してもらったようです。「隠れた母親」写真というのは、赤ちゃん一人で写真を撮ろうとしても赤ちゃんが動いてしまうので、母親がカーテンなどの裏に隠れて赤ちゃんを押さえていたわけです。昔の撮影はしばらくじっとしていないといけないですから。

 

ゲンシシャさんの展示はぞわっとさせられるものが多いですが、女性のお客さんも多いようです。私がいる間も何人かお客さんの出入りがありましたが、全員女性でした。一緒に骨とう品を見せてもらった若い女性は沖縄からゲンシシャを訪れるために別府に来たそうで、翌日もまた来ると言っていました。

 

ゲンシシャを後にして次は別府ビーコン・プラザに向かいます。ここはコンベンションセンターなんですが、グローバルタワーという高さ100メートルの展望台があります。霧がでていて見晴らしが悪そうだったのでどうしようかと思いましたが、300円だったので登ってみることにしました。天気が良ければ四国まで望めるそうですが、霧でほんとに何も見えませんでした。

 

大分駅に戻って厨房「大」というところでヒレカツ定食。宿は大分リーガルホテル。

 

岩尾洋装店、2階がかもしか書店

乳白色の地上100メートル




 

 

 

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宮崎

3月24日。大雨に降られました。アイルランドでは体験できない大粒の雨。傘をさしていてもびしょぬれになるような雨です。

 

まず駅ビルのうまやという店で南蛮定食。バスに乗って宮崎県立美術館へ。バスを早くおりすぎてしまってちょっと歩く。濡れました。

 

美術館のコレクションを見た後、管内のピアあーとというカフェでウィンナー・コーヒーとチーズケーキを食べる。館内に美術関係の図書館があったので、雨が止むのを祈りながらそこで時間を過ごすことにします。

 

ちくま文庫木村伊兵衛の「昭和を写す」。それから岩波書店の日本の写真家全集 (全40巻)もあったので、桑原甲子雄土門拳の写真を鑑賞。感染対策が厳しくて、読んだ本は本棚にかえさずに返却台においてくださいとのこと。係の方が消毒して本棚に返す手順だそうです。

 

雨がやっと小降りになってきたので近くの宮崎神宮に行きました。緑に囲まれた広大な敷地を歩きながら心を落ち着け、静謐な雰囲気の中でお参りすることができます。

 

神宮前からちょうどバスに乗れたので宮崎駅へ。夜はこれも駅ビルにある和牛十兵衛という店でロース重。

 

昨日のホテルで空気清浄機をつけっぱなしにしたせいなのか風邪を引いた。ちょっと鼻水がとまらない。

 

あと、九州にはシアトル・ベスト・コーヒーがたくさんあります。シアトル・ベスト・コーヒー、久しぶりにみたなあと思っっていたら、各駅に入っているぐらいの勢いであるんですよね。調べてみたらJR九州の子会社がフランチャイジーになっているんですね。日本の店舗の7割がJR九州の子会社の運営だそうです。

 

宮崎出身の画家、瑛九の作品

宮崎神宮

宮崎駅前の郵便ポスト



 

 

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鹿児島

3月23日。熊本駅から鹿児島中央駅へ。さあ何をしようと考えていたところ、桜島にすぐに渡れることを知る。港に近い鹿児島駅に電車で移動。歩いて港へ。フェリーに乗れば15分で桜島に着きます。なんと24時間営業だそうです (深夜は1時間に1本)。

 

桜島では周遊バスに乗りました。桜島では周遊バスに乗ります。まずビジターセンターへ。桜島の歴史や自然について知ることができます。近くの溶岩なぎさ遊歩道をお散歩します。

 

またバスに乗って赤水展望台へ。この日はちょっとお天気が悪くて残念でした。売店で「克灰袋」(こくはいぶくろ)のバッジを買いました。克灰袋とは火山灰の回収のために鹿児島市が各家庭に配布しているビニール袋。袋に大きく「克灰袋」と書いてあります。ちなみに同様の袋を垂水市では「降灰袋」、霧島市では「集配袋」と呼ぶそうです。

 

桜島桜島の近くにあるお墓では墓石に屋根がついています。これは墓石に灰が降りかからないようにするためのもの。ジオゲッサーをやっていて屋根のついたお墓が出てくれば、これは桜島の近くだなとゲスすることができます。鹿児島市内に戻って歩いて鹿児島中央駅に向かいます。途中、Vege Café というお店でハンバーグ定食を食べました。ベジタリアンのお店だったのかな。量がすごく多くてお得です。

 

ここでスマホがインターネットにつながらなくなったのでSIMカードを買うために駅前のヤマダデンキに向かいます。私は日本ではスマホを2台持ち歩いています。1台はアイルランドで普段使っているもの。機内モードを基本的にオンにしてお金がかからないようにしておきます。もう1台は古いiPhoneSIMフリーにして、モバイルデータ通信用のSIMカードを買って入れます。今回は最初確か25GBまで使えるのを買ったのですが、その容量を使いきっちゃったということですね。そこでこの日はちょっと多めの35MBのを買って入れました。

 

その後、市内を歩いて西郷隆盛像や鹿児島城跡の二の丸の門などを見ました。鹿児島市立美術館ではオードリー・ヘップバーンの写真展をやっていたので、こちらも見学。

 

夜は駅近くのとんかつ川久でひれかつ定食。1300円。宿はホテルアービック鹿児島。まちがえて喫煙の部屋を予約してしまっていて失敗だった。ずっと空気清浄機を点けていました。

 

桜島 てっぺんが雲で見えない

屋根付きのお墓

西郷隆盛像 その1

西郷隆盛像 その2

二の丸の門

 





 

 

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熊本

3月21日。熊本市へ。熊本ではやりたいことが2つありました。熊本城へ行くことと長崎次郎書店に行くことです。

 

まず熊本城へ。ご存じのように熊本城は2016年の熊本地震で大きな被害を受けました。現在も修復作業は進んでいますが、天守閣の修復はおわって一般公開されています。お城全体が完全に元通りになるのは2052年の予定だそうです。

 

熊本城は敷地も広いですし、天守閣自体も大きいです。天守閣は外観を復元したものですが、櫓・門・塀・石垣などは当時のものが残っています。天守閣の中は博物館になっていて、展示は充実しています。熊本城の元の天守閣がいつ焼失したかというと、西南戦争のときだそうです。なんとなく第二次世界大戦の空襲で焼けたのかと思っていたのですが、それは誤りでした。

 

熊本城を後にして長崎次郎書店へ。この本屋さんは明治7年の創業。歴史を感じさせる建物は大正13年に建てられたもので、国の登録有形文化財に指定されています。すぐそばを路面電車が通っていて郷愁をそそります。リービ英雄の『日本語の勝利・アイデンティティーズ』を購入しました。

 

2階が喫茶室になっていてそこにも行きたかったのですが、3時半まで貸し切りとのこと。そこで路面電車にのって熊本市現代美術館でやっているミュシャ展を観に行きました。2005年頃にプラハミュシャ美術館に行ったことがあるのですが、今回はそれもりもずっと展示品が多い印象です。ミュシャと同郷の熱烈な収集家の方がいて、その方の収集品が初めて公開されたのが2009年のこと。その方の収集品が今回の展覧会の半分以上を占めます。ポスターだけでなく、14歳の頃のイラストや菓子のパッケージ、大作『スラブ叙事詩』の習作などが展示されていました。

 

さて、長崎次郎書店に戻ってきて喫茶室に入ります。貸し切りが終わるのを待っていた人が多かったのか3時半ちょっとすぎに行ったらほぼ満席でした。中は広々とした空間のレトロな雰囲気。私は欲張ってコーヒーとコーヒーゼリーの両方を頼みました。買えりにカウンターに置いてあった『旅する喫茶店』という本と絵葉書を買いました。

 

つい先日の話ですが、残念ながらこの長崎次郎書店が6月30日で閉店するという発表がありました。行ったばかりのお店が閉店してしまうのはさみしいですね。喫茶室の方はこれまで通り営業を続けるそうです。

 

夜は繁華街に食事に出たのですが、熊本の町は大きいですね。アーケード街が延々と続きますし、未来都市みたいなショッピングセンターもありました。今は九州の中心といえば福岡ということになっていますが、かつては熊本、長崎、鹿児島まども福岡と肩を並べる規模だったんですね。特に熊本には国の出先機関も数多く置かれていたようです。

 

昼は熊本城近くの勧業館食堂というところで「ひのくに定食」、夜はアーケード街の築地すしせんという店で鉄火丼を食べました。宿は熊本駅横の東横イン

 

長崎次郎書店

熊本城

 

熊本城

くまもん


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佐世保

 

 

3月21日。佐賀駅から佐世保駅へ。この日は私のミスで電車に乗り遅れてしまったのです。寝坊したわけではなくて列車の時刻を間違えて覚えてしまっていたです。駅の構内のミスタードーナツでオールドファッションを食べてる間に乗る予定だった列車は行ってしまいました。

 

1時間おくれの電車に乗ったのですが、そのせいかこの日はどうも物事がうまく回りませんでした。佐世保港からは軍港クルーズや九十九島遊覧船などが出ているのですが、あまり調べていなかったので船着き場に行ってみるとちょうど船が出た後だったりしました。ごはんを食べずに先に船に乗っていれば、などとも思いますが、まあこういう日もあるでしょう。

 

佐世保では主に町を歩きました。佐世保の町は県庁所在地ではない地方の都市としてはかなり大きいです。軍港としてやはり栄えているということなのでしょう。ものすごく長いアーケードの商店街があります。四ヶ町商店街とそれに続く三ヶ町商店街をあわせれば960メートル。これは直線につながったアーゲード街としては日本一の長さなのだそうです。地方都市の駅前の商店街というと寂れていることが多いですが、ここはそんな感じはしませんでした。百貨店が低層階しか営業していなかったりはありましたが。私は金明堂という本屋さんでNHKの「100分de名著」シリーズのムック5冊ほど手に入れました。

 

それからトンネル横丁を散歩。トンネル横丁は実際の防空壕を再利用して小規模な焦点が立ち並ぶエリアです。昭和の雰囲気が色濃く残る商店街ですが、新しいアルチザンなお店もチラホラみかけました。

 

昼は佐が家というところで佐賀牛を使った和風ハンバーグ。そして夜はもちろん佐世保バーガーです。四ヶ町商店街の入り口にあるC&B佐世保バーガーというお店。たいへんおいしいかったです。佐世保バーガーとは、ひとつの決まったスタイルのハンバーガーを指していうのでなく、佐世保市内の店で提供される「手作りで」「注文に応じて作り始める(作り置きをしない)」ハンバーガーの総称なのだそうです。

 

宿はレオプラザホテル佐世保。ホテルのランドリーで洗濯をしました。

 

佐世保駅前のカトリック三浦町教会

佐世保バーガー






 

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唐津

3月20日朝。博多駅から新鳥栖を経由して佐賀駅へ。

 

佐賀県では特にすることを決めていなかったんですが、佐賀駅に降り立って駅周辺を歩いた後、そうだ唐津に行けばいいんじゃないかと思い立ちました。佐賀県出身の芸人さん、江頭2:50さんの動画で唐津の街歩きをしているのを見たことがあったので、唐津のことがちょっと頭にあったのです。時刻表をみるとちょうどいい電車があります。所要時間も1時間くらい。JRパスで移動しているので追加の料金はかかりません。実は福岡から唐津に直行すれば1時間でいけたのですが、いきあたりばったりで旅行しているので仕方ありません。

 

唐津に到着したのはまだ11時前でしたが、Karae Table というおしゃれなカフェレストランでカレーを食べて腹ごしらえ。それから、旧唐津銀行の建物を見学しにいきます。

 

唐津市出身の建築家で辰野金吾という人がいます。東京駅や日本銀行本店の設計をした人です。旧唐津銀行の建物は辰野の監修のもとにお弟子さんが設計したものなのですが、ここが一般公開されていて辰野金吾記念館としてさまざまな資料が展示されているのです。建物はヴィクトリア様式を基調として赤レンガと白いみかげ石で日本風にアレンジしたものです。

 

今年から発行される新しい1万円札には渋沢栄一肖像画が使用されます。渋沢の私邸も実は辰野が設計したもの。1万円札の裏面には東京駅が描かれますから、辰野はある意味で二冠を達成したのだた唐津の人は冗談で言っているのだそうです。

 

その後、唐津城まで歩きましたが、途中で散髪屋さんがあったので散髪してもらいます1690円。

 

再建された天守閣の中ではさまざまな展示が行われています。最上階からの眺めは絶品です。海のそばにあるお城に登ったのは初めてかもしれません。唐津湾に流れ込む松浦川を上から眺めることができます。

 

まだ佐賀市内に戻るのは早いなあと考えていたら、呼子に行くことを思い立ちました。呼子もエガちゃんねるで見たところです。呼子も現在は平成の大合併唐津市の一部となっています。バスで30分くらい。これもまたちょうどいい時間のバスがあったので行くことにします。スマホでバスの時刻表は調べられるし、バスにもICカードで乗れるしでほんとうに便利になりました。

 

呼子は朝市で有名なところ。日本三大朝市のひとつです。ただし、三大には諸説ありまして、輪島 (石川)、高山 (岐阜)、勝浦 (千葉)、そしてここ呼子の朝市から、まあお好みで3つ選んでくださいということらしいです。そういえば私は去年輪島と高山の朝市に行ったので、勝浦の方には悪いですが、私は三大朝市を制覇したと宣言させていただきます。

 

といいますか、呼子についたのはもう午後だったので、朝市は終わっていたのでした。また名物のイカを食べさせてくれるご飯屋さんもどこも開いていない状況でした。それはちょっと残念でしたが、古い町並みを歩いているだけでも風情があります。

 

鯨組主(くじらくみぬし)の中尾家の屋敷が公開されていたので見学させてもらいました。かつての呼子捕鯨の盛んな町であり、中尾家は江戸時代中期から明治初期までの8代にわたってこの町の捕鯨業を取り仕切っていた一族です。「一匹の鯨に七浦賑わう」と言われた頃ですから相当な権勢を誇っていたようです。この鯨組主中尾家屋敷はとてもよく整備されていて、展示もしっかりとしていますし、見ごたえのある町屋遺跡でした。

 

唐津の市街地に戻ってきてから駅前で夕ごはんを食べました。腰の曲がったおばあさんが1人で営んでいる定食屋さん、山城屋。肉うどんをいただきました。

 

宿は佐賀駅近くのアパホテル

 

唐津銀行本店

唐津城

唐津城

天守閣から松浦川 (右) と唐津湾を望む

呼子朝市の入り口

漁協の建物

イカ釣り船

鯨組主中尾家屋敷

屋内

鯨の生殖器



廃業した本屋さん (呼子)

呼子港

山城屋

唐津曳山像 (唐津焼)

 

 

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