たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

サッカー (スポーツ) 英語の表現集 (6)

 
(1) Underdog
Underdog は「負け犬」とか「かませ犬」と訳されることが多いですが、やっぱりそれは違うと思います。Underdog は単純に勝つ可能性が低いと思われている選手/チームを指す言葉。

 

 

この記事では「かませ犬」と訳してますが、選手が自分のことを「Underdog」というときは、「私は挑戦者の立場」ぐらいの意味。

 

「かませ犬」に近い英語表現としては「Cannon Fodder」があります。直訳すると「大砲の餌」。元々は戦闘における使い捨ての兵士ぐらいの意味です。ひどい表現ですが。

 

(2) Be complacent
Complacent で辞書を引くと「自己満足した」という訳語が出てきて、「油断する」は載ってないんだけど、スポーツの文脈で「油断する」というときに最も近い英語表現はこれだと思う。
例文: We can’t afford being complacent. (油断できない)

 

(3) As cool as cucumber
高校のときに習った as cool as cucumber という熟語、実際に使われているのを聞いたのはこれまでに 3 回しかない。3 回ともサッカー選手が冷静なプレイをしたときに解説者が使っていた。最初に使っているのを聞いたのは、フィル・バブというアイルランド代表選手のプレイについて。失礼ながらフィル・バブが瓜顔なのでちょっと面白かった。
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今月見た映画 2019 年 6 月

 
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Booksmart (2019 年、アメリカ)
6/21 at Light House Cinema
監督: Olivia Wilde
出演: Kaitlyn Dever, Beanie Feldstein
女子高生 2 人が主演の青春ドラマということで、見に行こうかどうしようか迷ったのですが、レビューが良かったので行ってきました。若い女性主人公の映画や小説は、私は感情移入しにくいんですよね。吉本ばななとか。でも、見に行って正解でした。これはとても面白い映画。

 

がり勉の女子高生 2 人組。アイビーリーグの大学への進学が決まっているのだが、傷つく人がいるといけないという変な理由で、高校では同級生と進学先について話すことが禁止されている。ところが、卒業式の前日、ひょんなことから遊び惚けているように見えた友人たちも名門大学に進学することを知り、勉強ばかりしていた私たちは何だったんだと愕然とする。そこで、最後の一晩だけは羽目を外して遊ぶぞ、ということで、パーティーを求めて街をさまようのだが。。。

 

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Rocketman (2019 年、アメリカ、イギリス)
邦題: ロケットマン
6/26 at Light House Cinema
監督: Dexter Fletcher
出演: Taron Egerton, Jamie Bell, Richard Madden, Bryce Dallas Howard
エルトン・ジョンの伝記ドラマ&ミュージカル。自身がプロデューサーを務める。冒頭、派手な衣装でアル中リハビリ施設の集い (椅子を丸く並べて座って、1人ずつ体験を語っていくアレ) に現れ、過去を語りだすエルトン。豪華絢爛でクレイジーなショー・ビジネスのシーンの合間に、自省的なこの集いのシーンが随所に挟み込まれていく。明と暗、動と静のコントラスト。面白い仕掛けだと思った。

 

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Godzilla: King of the Monsters (2019 年、アメリカ、イギリス)
邦題: ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
6/27 at Cineworld
監督: Michael Dougherty
出演: Kyle Chandler, Vera Farmiga, Millie Bobby Brown, Bradley Whitford, Sally Hawkins, Charles Dance, Thomas Middleditch, Aisha Hinds, O'Shea Jackson Jr., David Strathairn, Ken Watanabe, Zhang Ziyi
ハリウッド版ゴジラ。渡辺謙さん出演。ゴジラだけじゃなくて、キングギドラとかモスラとか怪獣勢ぞろい映画。人間ドラマが物足りないと批評家がレビューに書いたことを知った怪獣映画ファンたちが、「やった、これはいい怪獣映画だぞ」とガッツポーズしたという話が好き。

 

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Yesterday (2019 年、イギリス)
邦題: イエスタデイ
6/31 at Light House Cinema
監督: Danny Boyle
出演: Himesh Patel, Lily James, Ed Sheeran, Kate McKinnon
交通事故に遭って目覚めたら、そこはビートルズが存在していない世界だった。彼らの曲を覚えているのは自分だけ、売れないミュージシャンのジャックは覚悟を決めてビートルズの曲を自分の曲として発表し、スター街道を駆け上っていくのだが。。。
監督は『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を受賞したダニー・ボイル、脚本は『フォー・ウェディング』や『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス、エド・シーランが重要な役どころで本人役で出演するなど、イギリスの文化リソースを総動員した音楽満載のラブコメです。

 

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車の登録証明書

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車検 (NCT) の時期がやってきまして、必要な書類を用意しようとしていたのですが、車の登録証明書がどうしても見つかりません。

 

しょうがないので再発行手続きをしました。

 

まず、こちらの Web サイトから用紙 (RF134) をダウンロードします。
https://www.myvehicle.ie/car-news/replacing-lost-vehicle-documents

 

記入したら、お近くの警察署にいって、お巡りさんに証人としてサインしてもらいます (身分証明書必要)。これは窓口ですぐにやってくれます。

 

Motor Tax Office に郵送してもいいのですが、私は近所に住んでいるので自分で持っていきました。整理番号を受け取って20分ぐらい待ち。料金は 12 ユーロ。5 営業日以内に送ってくれるそうです。

 

車検前に自動車整備工場に車を持っていきたいのですが、いつもお願いしていた整備工場が廃業だか移転だかしてしまって、新しいところを探さないといけません。

 

名も無きおっさんの絵葉書

先日、タピオカ屋の社長がシフト薄で店頭に立ったら、客の女子高生に「おじさんが居て嫌だった」とツイートされた件、わたくしもあまり小ぎれいではないおっさんのひとりとしていたたまれない気持ちになったのですが (このツイート自体が炎上マーケティングのやらせだったという噂もありますが)、アイルランドでは名も無きおっさんが絵葉書のモチーフとして一大ジャンルとなっているのです。

 

今日はそうした絵葉書をご紹介したいと思います。

 

パブで寛ぐおっさん。(www.realireland.com)
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おっさんとガチョウ。(www.realireland.com)
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酒があれば幸せなおっさん。(www.amadeusmedian.de)
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凛々しいおっさん。(artcolor)
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性格俳優っぽいおっさん。(Sehnsucht Kalender)
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おっさんの群像。(Cardall Ltd)
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歯のないおっさん。(www.blackandwhiteireland.com)
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よからぬ相談をするおっさん。(www.blackandwhiteireland.com)
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北アイルランド紛争で警備の兵士に話しかけるおっさん。(http://www.seanhillen.com/)
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百貨店の紙袋を抱えて家路に就くおっさん。(photoireland.org Greeting from Ireland)
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哲学的なおっさん。(photoireland.org Greeting from Ireland)
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パブの前を歩くおっさん。(John Hind Ltd.)
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おばさんの絵葉書はなくはないけど、おっさんに比べると数はすごく少ないです。

 

2020 年 Euro予選第 4 戦: アイルランド 2-0 ジブラルタル

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ダブリンで行われた2020 年 Euro予選第 4 戦は、アイルランドは2 対 0 でジブラルタルを下しました。

 

グループで再弱小国のジブラルタルを相手にゲームを支配したものの攻めあぐねて苦戦。後半ロスタイムに入るまで、オウンゴールの1点だけ。終了間際に、マクレーンのクロスからブレイディーがヘッドで決めてなんとか形にしました。

 

マッカーシー監督によれば、パフォーマンスが良くなかったことで選手たちはまるで負けたかのように控室でがっかりしていたそうですが、とりあえず一番大事な勝ち点を手に入れることができたので、マッカーシー監督はハッピーだそうです。

 

他球場の結果は ジョージア 3-0 ジブラルタル。スイスがお休み。アイルランドは3試合を終えて勝ち点 7 でグループ首位。まだ 2 試合しか消化していないスイスが 3 ポイント差で 2 位につけている。

 

他球場の結果は デンマーク 5-1 ジョージア。スイスがお休み。アイルランドは4試合を終えて勝ち点 10 でグループ首位。1 試合少ないデンマークが勝ち点 5 で 2位。まだ 2 試合しか消化していないスイスが勝ち点 4で 3 位につけている。アイラランドは首位ですが、ジブラルタルとすでに 2 試合戦っているので、まだまだ油断はできません。

 

次のアイルランドの試合は、9月5日のユーロ予選、対スイス@ダブリン。

 

アイルランド先発メンバー:
Randolph (Middlesbrough), Coleman (Everton), Stevens (Sheffield U), Duffy (Brighton & Hove), Keogh (Derby), Robinson (Preston North End), McGoldrick (Sheffield U), Hogan (Aston Villa), McClean (Stoke), Hendrick (Burnley), Hourihane (Aston Villa)..
サブ: Maguire (Preston North End) for Hogan (66 mins), Brady (Burnley) for Robinson (73 mins),

 

アイルランド得点: Chipolina (OG) (27 mins), Brady (90)

 

ウナギ漁で有名なトゥームの村に行ってきました

ブッシュミルズ蒸留所とジャイアンツ・コーズウェイに行った帰りに、ウナギ漁で有名なトゥーム (Toome、トゥームブリッジとも) の村に寄りました。ここは、前から行ってみたかったところ。

 

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人口 800 人弱のこの村は、アイルランド島最大の湖であるネイ湖の北のほとりにあり、ヨーロッパ最大の天然ウナギの産地なのです。詳しくは、前に新聞記事を訳しましたので、こちらをご覧ください。

 

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神父さんを中心として (この村はカトリック住民が大半) さまざまな敵と戦いながらウナギ漁の伝統を守ってきたわけですが、その根城となった漁業協同組合の建物がこちら。オフィス兼加工場です。

 

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正面入り口ですが、手すりにウナギの意匠が採用されていますね。

 

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こちらは、建物の前に作られた仕掛け。詳細はよくわかりませんが、ここでウナギを獲るのでしょうか。

 

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ここで獲れたウナギはオランダやロンドンに送られます。オランダでは燻製にして、ロンドンではゼリー寄せにして食されるのだそうです。

 

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もしかしたら、ウナギ料理を食べさせるシーフード・レストランがトゥームにあるのではないかと思ってきたのですが、残念ながらそれはかないませんでした。

 

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代わりにフィッシュ & チップ屋さんがあったので、そこでネイ湖で獲れた Pallan という魚のフライを頂きました。マスの一種かな。

 

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ポテトとグリーンピースがついて 6.30 ポンドぐらいだった。フィッシュ & チップスは実は私はほとんど食べないんです。いつも途中で飽きちゃうんですよ。今回も魚のフライが 5 切れくらい入ってて、半分ぐらいでやめてしまった。

 

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そのままダブリンまで車で帰ったんですが、3 時間ぐらいの道のりで、ダブリンに着くころにはまたお腹が空いたんですね。もちろん魚は冷めてたんですが、冷めてても全然おいしかった。

 

トゥームは小さくてかわいらしい村でした。こちらは、以前は鉄道の駅があった名残らしい。↓

 

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ハンガーストライキで死んだ iRA 闘士の写真と黒い旗が街灯にかかげてある。

 

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世界遺産・ジャイアンツ・コーズウェイと六角柱の郵便ポスト

ブッシュミルズ蒸留所の後、すぐ近くにある世界遺産ジャイアンツ・コーズウェーにも行ってきました。

 

ここに来るもの 10 年ぶりくらい。前はなかった立派なビジターセンターが出来ていた。

 

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ジャイアンツ・コーズウェーは、火山活動で流れ出た玄武岩が急速に冷却され、その過程でひび割れができて六角柱が群がっているような自然の奇観が生まれたそうです。地質学では「柱状節理」というのだそうです。

 

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「柱状節理」という現象自体は珍しいものではないのですが、これだけの規模で、しかも上を歩けるという場所はそうそうないとか。

 

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ジャイアンツ・コーズウェーは「巨人の踏み石」という意味ですが、これはアイルランドの伝説の巨人、フィン・マックールにちなみます。

 

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実際の踏み石がある場所までは、ビジターセンターからけっこうあって、15分ぐらい歩きます。ただ、踏み石のある場所につくと、別にアトラクションがあるわけではなくて、景色を楽しんだり、石の上を歩いたりするぐらいしかすることがありません。だから、自然の中のハイキングをしばし楽しむくらいの気持ちで行った方が楽しめると思います。いちおう、ビジターセンターからシャトルバスも出てますけどね。

 

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さて、私がジャイアンツ・コーズウェーに行ったのはもう 1 つ目的があって、昔風の六角柱の郵便ポストを見るためです。私は郵便関係全般好きなんです。

 

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このタイプの郵便ポストは、設計した人の名前にちなんでペンフォールド型というんですが、1866年から1879年まで製造されました。イギリスもアイルランドも古いポストが現役でがんばっているので、いろんなタイプの郵便ポストがあるんです。

 

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柱状節理が主に六角柱だから、六角柱のポストをここに配置したのですが、聞いたところによると、残念ながらこれはレプリカらしい。でも、やっぱり立ち姿は美しい。

 

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アイルランドにはオリジナルの六角柱のポストもいくつか残っていて、私はブレイにあるのと、ニューロスにあるのは観に行きました。また、北アイルランドヒルスボロのも観に行きました (これはレプリカではないかとの情報あり)。私の知ってるかぎり、見ていないのはスキバリーンにあるやつのみ。ここはウェストコークというダブリンから遠いところにあるのだが、この夏の間に観に行きたい。

 

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自分用おみやげ。

 

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