暇だったのでミュージカル劇を見てきました。ボード・ガシュ・エナジー・シアターでやっている『I Should Be So Lucky』というミュージカルです。
『I Should Be So Lucky』というのはカイリー・ミノーグの曲のタイトルです (日本語のタイトルは『ラッキー・ラヴ』)。この曲はストック・エイトキン・ウォーターマンというイギリスの音楽プロデューサー・チームの手によるもの。彼らは80年代後半に数々のヒット曲を生み出したのですが、このミュージカルではそれらの曲がふんだんに使われています。バナナラマの『第一級恋愛罪』、リック・アストリーの『ギヴ・ユー・アップ』、ジェイソン・ドノバンの『ブロークン・ハーツ』などです。カイリーは今回の舞台でも映像で出演します。
お話の内容はたわいのない恋愛ストーリーで、結婚式で新郎が逃げ出し、傷心の新婦は友人たちとトルコ旅行。新郎が追いかけてきて恋敵とのさやあてがあって、最後はハッピーエンドというもの。しかしミュージカルの筋はこれくらい単純なほうがいいですね。私はイギリスのロックは好きですが、このへんのポップスは当時あまり聞いていませんでした。それでも聞き覚えのある歌と踊りでとても楽しめました。
観客のほとんどは80年代後半に青春時代を過ごした女性の方々。パートナーと来ている男性はいましたが、おっさん1人できてるのはたぶん私だけだったでしょう。
公演は11日まで。私も当日券で入りましたし、まだチケットは残っているようです。
