街で見かけるっていうか、道路の標識やサインに使われているアイルランド語です。
まずは、時間制限路上駐車のサインです。パーキングメーターではなくて、チケットを買ってフロントガラスのところに表示するということになります。写真下側が券売機を示すサイン。英語 (Ticket Machine) とアイルランド語が併記されています。その上にある縦長の標識 (P という文字が見えています) が、駐車可能な時間帯とそこが路上駐車区間であることを示しています。ついでですが、家の壁に固定されている一番上の緑のサインは通りの名前を示しています。これらも英語とアイルランド語の併記ですね。
次は「この道にはランプがありますよ」というサインです。ランプって日本語でなんて言いましたっけ。灯りの意味ではなく、高速ランプの意味ではなく、自動車がスピード出せないように道にわざと凸を付けてるんですが、その凸のことです。上がアイルランド語、下が英語になります。
それから、自転車専用レーンの表示。これも両言語が併記されています。
これは、バス専用レーンのサインです。LÁNA が「レーン」の意味ですね。これはアイルランド語だけの表記です。
道路に直接書かれるサインでは、「STOP」(停止) とか「NO ENTRY」(進入禁止) とかは英語で書かれています。これはやはり、アイルランド語だと外国人が読めなくて危ないからでしょうか。
最後は CUL DE SAC (クルドサック) です。これは「袋小路」の意味で、通り抜けできません、ということです。アイルランド語かと思っていたんですが、実はフランス語だそうです。もう英語の語彙になってるので、フランス語由来の言葉と言うべきかもしれません。