ダブリンのクライスト・チャーチからギネス工場の方に歩いて行くと、リバティーズ (The Liberties) っていうエリアになります。このあたりは昔ながらのダブリンの下町の風情が今でも残っています。
お店屋さんがいっぱい並んでいるのはトーマス・ストリートとミース・ストリートです。洋服、日用雑貨、食料品から家具まで、なんでもディスカウント価格で売っています。週末には露店も並びます。
そういう庶民的な活気あふれる商店街の一角にあるのが 36 年の歴史を誇るリバティー・マーケットです。ミース・ストリート沿いにあります。通りにバナーが出ているのですぐわかります。
入り口はこんな風に狭いですけど。。。
中はこんな風になっています。
吉祥寺の駅の北口とか、下北沢の駅前にこんな感じでマーケットっていうか商店街ありますよね。もうなくなっちゃったかな。
リバティー・マーケットは食品市場ではないので、生鮮食料品は売ってないんですが、衣類各種 (ファースト・コミュニオンに着る白いドレス含む)、宝飾品、おもちゃ、CD、照明器具、携帯電話など、いろんなものをびっくり価格で売っています。
お店がひしめいてる中を歩いてたら、雑貨屋で 2 人のティーンエージャーが店番してたんですが、その一人が「これがあると、メガネを絶対なくさないよー。どうよ、どうよ」って言ってきました。ちょうど日本の魚屋や八百屋のお兄さんがお客さんに声をかけるような調子ですね。私はメガネを掛けてるんですけど、ネガネのフレームの先っぽにつけて肩からぶら下げられるようにする紐を買わせようというわけです。私は「いらん、いらん」と笑いながら手を振たんですが、もう一人のほうがネガメを頭の上に乗せて、横山やすしのように「メガネ、メガネ」とやったのが面白かったです。
今日の新聞に載ってたんだけど、この不況でお値打ち品を求めてこのマーケットを訪れる客さんが増えているとか。普段は木曜から土曜までのオープンなんだけど、12 月は日曜日も開いてるそうです。