今日はオークションで買った古時計の写真を載っけます。昔の壁掛け時計や振り子時計は雰囲気ありますよね。大好きです。
まず、グールディングズという肥料会社が宣伝のために作った壁掛け時計。
「Goulding’s Manures are the Best for All Crops」と書いてあります。「グールディングズの厩肥は、穀物の種類を問わず最高」。厩肥 (Manure) っていうのは化学肥料ではなくて有機肥料。ウィキペディアには、「家畜の糞尿と藁や落葉等を混合し、牛馬に踏ませることで腐熟させた有機質肥料」と書いてあります。
現在もグールディング・ケミカルズという肥料会社があって、この会社は1890年の設立だそうですから、おそらくこの会社の宣伝材料だったのでしょう。ハンマープライスは500ユーロ。
次は、ペアーズ石鹸の時計。
ペアーズ石鹸は1807年にロンドンで設立された会社。この時計はとても気に入っています。大きな文字盤、クリーム色のフレーム、意匠を凝らした振り子。振り子のうしろには赤ちゃんをお風呂に入れるお母さんの絵が描かれています。ハンマープライスは300ユーロ
次はタバコのアフトンの時計。
「I prefer Afton」と書いてあります。当時のキャッチコピーなんでしょう。こちらは電気で動く時計ですので、比較的最近のものだと思います。ハンマープライスは140ユーロ。
最後はギネスの置時計。
これ、ものすごく重いです。時計の下に何か機械がついている。単に時計の針を動かすための仕掛けとは思えないぐらい重い。タイムカードを押す機能なのかなあ、などとも思ったのですがよくわかりません。ご存じの方がいたら教えてください。ハンマープライスは400ユーロ。
今、振り返ってみると、全部ハンマープライスが適正価格よりずいぶん高い気がしますね。