たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

ロックダウン緩和の詳細

さてさて、昨日の金曜日、6週間続いたロックダウンの緩和の詳細が公式に発表されました。夜の9時35分からレイト・レイト・トイ・ショーが始まるので、政治家はそれまでに発表を終わらせなければと必死だったというツイートを見かけましたが、嘘かほんとか知りません。政治家がショーを見逃したくなかったわけじゃなくて、国民がみんなショーを見るので発表を誰も見てくれなくなるのを恐れたからだと思いますけど。

 

 

www.irishtimes.com

 

詳細は以下のようになります。

 

12月1日から美術館・博物館・映画館は営業再開。映画館が開くのはほんとうによかった。私がよくいくライトハウス・シネマの Web サイトを見てみますと、来週金曜日 (4 日) のプログラムは掲載されています。1日の再開は間に合わないのか、それともこれから用意されるのか。

 

ジムや床屋さんも 12 月 1 日から OK。ジムが開くのは嬉しい。体がなまってしょうがないので。髪の毛も早く切りたいです。

 

レストランやガストロ・パブ (ちゃんとした食事を出すバプ) の再開は 12 月 4 日から、前回のロックダウン時には食事を外注して出すパブもあったようですが、今回はそれは明示的に禁止されました。店内のキッチンで食事を用意できるパブのみが営業可能です。ウェット・パブはどうも年内の営業再開は、デリバリー&テイクアウトを除いて無理のようです。

 

売店は12月1日より営業再開OK。

 

12月18日からは、県境を越えての移動と 3 世帯までの集いがOK になります。これは、クリスマスに家族が集まることができるように、という配慮でしょうね。

 

また、12月1日から、繁華街を歩くときにはマスクの着用が義務付けられます。教会のミサなどでもマスクの着用が必須となります (これまではお店の中とかだけだった)。

 

医療の専門家チームは、もう少し厳しいガイドラインにした方がいいと提言していたらしいんですよ。しかし、経済的なことや社会的なこととのバランスを考えて、政府はロックダウン解除のレベルを決めたということです。クリスマスの時期にロックダウンを続ければ、お店はかき入れ時の商機を逃すことになりますし、離れて住む家族が集まれないなんてことになれば不満も爆発するでしょう。

 

というわけで、政府はある程度の感染の拡大は受け入れるという決断を下しました。おおむね正しい決断だと評価されているようです。ただ、既に1月の再々ロックダウンについて政府は言及していますし、国民の皆さんもそれはしょうがないんだろうなあとあきらめモードのようです。 

 

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近所のイタリアン食料品店のクリスマス・イルミネーション

 

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