ボード・ガシュ・エナジー劇場でジョージア国立バレエ団の『白鳥の湖』を見てきました。ジョージアというのはアメリカのジョージア州ではなくて、昔グルジアと呼ばれていた国のほうです。念のため。11月20日から24日までマチネ2回を含む7回公演。私が行った木曜のマチネ以外はほぼ完売でした。演奏はRTEコンサート・オーケストラです。
舞台セットもコスチュームも豪華でしたね。ラストはオデットと王子が魔王を倒して現世で結ばれるというハッピーエンドでした。
芸術監督のニーナ・アナニアシヴィリさんはジョージア出身で、現役時代はボリショイ・バレー団のプリマ・バレリーナを20年以上務めたという一時代を築いたダンサーだそうですね。
プログラムは大判のカラーで全36ページ。10ユーロでした。今回のバレエ公演に関することだけでなく、ジョージアの歴史、文化、偉人についてもページが大きく割かれています。裏表紙にはジョージア国家の英語訳が掲載されていました。
今回のメンバーには日本人の名前のダンサーも3人います。Tomoe Kagawa、Masaaki Goto、Kaito Hosoya という名前が載っています。3人とも重要な脇役という格での出演です。
ジョージア国立バレエ団は来年の今頃また来愛して『くるみ割り人形』を上演するそうです。