昨日(4/29)の夜、ミホール・マーティン首相から、この夏に向けてのロックダウン緩和プランが発表されました。
5月4日
既に一部の建設現場は作業が再開していますが、残りの建設現場もすべてこの日に再開されます。
5月10日
ロックダウン緩和の最初のビッグ・デイです。県境を越えての移動が可能になり、美術館、博物館、図書館などが再開されます。予約を取って、美容院や理髪店に行くことができるようになります。屋外で集まれる人数は12人まで(子供は数に含まず)。予防接種が完了した人は、他の家庭(1家庭のみ)からの人と室内で会うことができます。ですので、ワクチン接種済みのおじいちゃん・おばあちゃんはお孫さんの訪問を受けることができるようになりますね。また、予防接種を受けた人同士であれば、3家族までが室内で会うことができます。
お葬式に参加できるのは50人まで。結婚式は室内でのセレモニーには6人まで。野外なら15人まで。これは6月には25人にまで増える予定。
公共交通機関にキャパの50%まで人を載せられるようになります。大人のチームスポーツの野外トレーニングは15人を限度として可能になります。
5月17日
残りの店が営業再開します。
6月2日
国内観光旅行が再開します。6月のバンク・ホリデーの前に宿泊施設が営業再開。宿泊者には屋内で飲食を提供することができます。
6月7日
飲食店は屋外(テラス席など)で飲食を提供できるようになります。パブも同じ。以前のように9ユーロ以上の食事を出さないといけない、みたいな制限はありません。一部のパブは400日以上店を閉めないといけなかったわけですが、やっと営業できます。ジムやプールも再開。野外でのスポーツの試合もOK (高いレベルの試合はこれまでも行われていましたが、アマチュア・レベルもOKになるということ)。ただし、観客を入れてはいけません。
結婚式に出席できるのが最大25人になります。また、ほかの1家族を自宅に招くことができるようになります。映画館や劇場は、まだ日にちは決定していませんが6月中の営業再開が検討されています。
7月
飲食店は室内の席で飲食を提供できるようになります。日にちはまだ確定していません。ワクチンを受けた人が必要人数(クリティカル・マス)に達すればナイトクラブやカジノ、エクササイズ・クラス、大規模コンサート、海外旅行などについても検討していくとのこと。
ワクチン・ボーナス
ワクチン接種を受けた人には特典があります。5月10日から、ワクチンを受けた人は3家族が室内で会えるようになります。ただ、ワクチンによってタイミングが異なります。ファイザー/ビオンテックのワクチンを打った人は、2回目を受けてから1週間後からこの特典が適用されます。モデルナ・ワクチンの場合は2週間後から。1回打つだけでいいジョンソン&ジョンソンのワクチンも2週間後から。アストラゼネカの場合は、1回目の注射を打ってから4週間後からだそうです。アストラゼネカも2回打ちですが、1回目でかなり免疫ができるそうです。
来週から50歳以上の人はオンラインでワクチン接種のための登録をできるようになります。私も登録したいと思います。