5月、6月のロックダウン緩和をどうするかについて、今日の午前中に政府内で話し合われたようです。正式発表はまだですが、どうやら緩和のピッチは予想以上に速いみたい。これは医療専門家のアドバイスを受けてのもの。
5月10日にかなりロックダウンが緩和されます。県境を超えての移動がOKになるほか、美容院や理髪店は予約した客にサービスを提供できるようになります。宗教的な集会 (ミサなど) や野外でのスポーツチームのトレーニングも人数の制限付きですが可能になります。小売店のクリック&コレクトサービスもこの日からOKになります。美術館や博物館もこの日に営業再開となる見込みですが、こうした場所でイベントを開くのはだめ (つまり、一か所に留まるようなイベントはだめということ)。
不要不急の小売店の営業再開は5月17日からの予定。
ホテルの営業再開は6月2日。パブやレストランの営業再開 (屋外のみ) は 6 月 7 日。ジムやプール、屋外でのチームスポーツの試合再開も6月7日から。6月のスケジュールについては実施の前に再検討されます。
他の人の家庭を訪問できるようになるのは6月7日から。ただし、ワクチンを打った人は特別待遇を受けるようで、ワクチンを打った人の家をワクチンを打ってない人が訪ねるのは5月10日からOKになりそう。ワクチンを打った人同士が会うのも制限が緩くなりそうな気配。
屋外では6人まで集まることが可能になりそうですが、12歳以下の子供は人数制限には数えない。これにより、家族同士で集まるのがより簡単になりますね。3家族までならもう少し大人数で集まってもいいとか、この辺はまだ流動的なようです。
コンサートなどの大規模イベントは7月または8月からということになりそうですが、これはワクチンの展開と変異株の様子を見ながら決めていくということになります。
結婚式に集まれるのは来月から50人までとなります。ただし、室内のセレモニーに出席できるのは6人まで。7月にはこれが25人までに増えそう。
医療専門部会からのアドバイスが思ったより楽観的なものだったので、政府もちょっと驚いているみたいですね。
また、中期的な計画についても首相の今日の演説では触れられるのではないかと見られています。外国旅行、ブースター・ワクチン (追加のワクチン接種)、経済支援の長期的計画、大学の対面授業の再開などです。