たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

Kokoro

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Kokoroっていう新しいテイクアウェーお寿司屋さんができたので行ってきた。Yamamori Sushiで共同経営者だったシェフさんが始めたお店でした。

Ha’penny橋を北に向かってわたって、まっすぐ歩いてLuasに突き当たる直前にあります。とてもいい場所ですね。店の構えもモダンですね。Sushiはどうしたってハイエンドのテークアウェーになってしまうので、こんな感じでいいんじゃないでしょうか。

お寿司を一個ずつラップでくるんであって、pick and mixできるようになっています。ロンドンにはよくありますが、この手の店はダブリンでは初めてですよね。焼きそばなんかのお寿司以外のメニューも充実しています。中で食べることはできません。

お値段はですねー、写真の内容で10.25ユーロ。だいたいお寿司は2個で1.50から2.00というところです。日本人はやはり同じものを日本で食べたらいくらかというのを計算しちゃいますから、高いなーと思いますけど、アイルランドだとまあそのくらい、なんですよね。ちなみにサンドイッチで4ユーロします。物価高いんです。(1ユーロは130円くらい)

味はというと、日本人が思うお寿司とは違うんですよね。何が違うかというと寿司飯が違います。お酢がほとんどきいていないのと、握りがかなり固めです。

前にアイルランドの寿司ショップで働いていた人に聞いた話では、こちらの人はシャリが固めの方が好きなので、そのように握ってくれと言われていたらしいです。また保健所の指導で作り置きは4度以下に保っていなければいけないとかの規制もあるらしいですね。

お酢が利いてない件も、たぶんこちらの人が好まないのでしょう。ビネガーくさい白飯、って字面にすると確かに食欲湧きません。まあ寿司飯つくるにはちょっと引いちゃうぐらい砂糖を入れたりするので、控えめの方がヘルシーって言えばヘルシーです。ただし、私個人としては、お酢があまりに効いていないので、米ばっかり食べている気になりました。

日本人が好むかどうかに関わらず、このお店は流行ると思いますよ。場所はいいし、システムも目新しいし、味もこちらの人にはOKでしょう。ただ、今は不況のあおりで、中の上の価格レンジの飲食店はどこも苦労しているみたいだから、そこだけは心配ですね。

日本と同じものが出てこないと、これは日本食じゃないと言い出す人もいますけど、食材も変わるし、地元の人の味覚も違うしで、それぞれの地域で日本食がローカライズされていくのは悪いことだとは思いません。前に旅行代理店に勤めてる人に聞いた話だと、日本人の団体客を日本料理店に連れて行くと、これは日本食じゃないと文句を言う人がいたりもするので、中華料理店に連れて行くようにしていると言ってました。それも悲しいことですね。