八雲を育てていた大叔母様が、夏になるたびにダブリンからこの海辺の街に彼を連れて遊びに来ていたそうです。
トラモア ハウス (という、たぶん、カントリーハウス) の 2.5 エーカーの庭に、池、小さな滝、展望台、鑑賞用の植え込み、日本式の橋と門などを作ります。総費用の 50 万ユーロのうち、日本が 4 万ユーロほど (600 万円) を負担します。
今回の計画は、2012 年に八雲のひ孫にあたる小泉凡さんがトラモアを訪れたことがインスピレーションになっており、また安倍首相のアイルランド訪問とケニー首相の日本訪問の成果のひとつであると考えられている。
トラモア開発トラストの責任者であるアグネス・アイルワードさんによれば、日本では八雲の文章が今でも学校の教材として使われているけれども、アイルランドでは彼の重要性はこれまで理解されてこなかった、のだそうです。
工事は来月から始り、完成予定は来年の 3 月。