3月29日。前橋から大宮経由で宇都宮へ。東北新幹線が故障で大幅な遅れ。大宮からは宇都宮線快速で宇都宮へ。
Igno... book plus という古本屋さんへ。民家を改造して店舗にしてらっしゃいます。松村雄策『アビイ・ロードからの裏通り』、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』、田口久美子『書店風雲録』を購入。あとでネットで調べたら宇都宮にはおもしろそうな古本屋さんがあと二軒ぐらいありました。いきそびれました。残念。
お昼は駅ビルの鎌倉パスタというところでパスタ。
宇都宮で楽しみだったのはなんといってもライト・レールです。ダブリンにもあるようなモダンなタイプのライト・レールが宇都宮にできました。運行を開始したのは2023年6月。イエローとブラックのツートンカラーの車体がかっこいいですね。宇都宮駅と芳賀・高根沢工業団地を結びます。
ライトレールに乗ってどこにいこうかと考えたのですが、飛山城跡 (とびやまじょうあと) というところがあったのでそこに行くことにしました。
飛山城跡には駅から徒歩15分くらいで到着します。飛山城は13世紀に宇都宮景綱の家臣・芳賀高俊によって築かれたといわれています。1590年に豊臣秀吉の宇都宮仕置によって廃城となりました。当然ですけど江戸時代が始まるまえに焼失したお城もいっぱいあるわけですよね。
飛山城跡にはお濠の跡などは残っていますが、当時の建築物などは残っていません。静かな環境のなかで散歩や森林浴を楽しむのに最適です。国の史跡に指定され、発掘調査を行った後、歴史公園として整備されています。
とびやま歴史体験館というビジターセンター的な施設があり、私はそこで係の方にお願いして10分ほどの動画を見せてもらいました。
ライトレールに乗って宇都宮市街に戻ります。宇都宮にきた以上は餃子を食べないとということで、オリオン餃子というところでラーメン&ギョーザを食べました。
駅前のビルの落合書店という新刊書店で何冊か文庫本を購入。川本直『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』、宇野鴻一郎『アルマジロの手』、横田増生『評伝ナンシー関』、西村賢太『苦役列車』。
駅から少し離れたところにあるFKDというショッピングセンターに行こうと思ったのだが、無料の送迎バスに乗り遅れたのであきらめる。宿はアパホテル。
