たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

江戸崎

 

 

3月30日。今日は茨城県稲敷市の江戸崎という町に行きます。霞ケ浦の南側にあります。このあたりは広大な鉄道空白地帯。まず土浦まで行って、そこからバスで1時間ほど揺られます。

 

鉄道の時代が来る前は、江戸崎は水運の拠点として栄えていました。そのため鉄道駅がないにもかかわらず大きな商店街が形成されていました。さすがに現在は全盛時の面影はありませんが、いまでもその名残を感じることができます。

 

メインの通りは 300 メートルほどもあります。ただし閉じている店の方がおおいようです。いちばん元気だったのは和菓子屋さんで、何軒かが小奇麗なたたずまいで営業していました。小さな本屋さんも 2 軒店を開いていたので、そのうちの1件で金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』を買いました。

 

昭和の時代にタイムスリップしたような町の風景ですが、元旅館の町家建築を生かした「えどさき笑遊館」という和風イベント会場を開設するなど、街に活気を取り戻すための試みも行われているようです。

 

お昼はすし源というところでうな重を食べました。老夫婦が2人で切り盛りしているお店です。ほかにもうなぎ屋さんがあったのでたぶんうなぎが名物なのだと思います。

 

少し歩くと県道沿いに中規模のショッピングセンターがあります。バスの本数が少なくて帰りのバスまで時間があったので、ここのドトールコーヒーで時間をつぶします。2階には宮脇書店が入っていました。「本なら何でもそろう」でおなじみの宮脇書店香川県出身の私は帰り道によく丸亀通町店に寄ってましたが、ほんと今はどこにでもありますね。

 

バスで土浦まで帰ってきてつちうら古書倶楽部という古本屋さんに行きました。ここは売り場面積が広くて本も大量にあります。品揃えもおもしろい。もしかしたら複数の古本屋さんが共同で場所をかりて運営しているのかも。私が購入した本は朴裕河『若いのために』、山本一力『くじら日和』、井上誠『コーヒー入門』。

 

今日の宿は取手の東横イン。夜ごはんは松屋の生姜焼き定食。

 

お寺さん

バス停ですが駅と呼ばれています

 

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