アイルランドの人もイギリスの人と同じで、紅茶をよく飲みます。ミルクをほぼ間違いなく入れます。コーヒーの文化はここ10 年とか 15 年くらいではないでしょうか。それまでは、田舎にいくと、結構ちゃんとしたホテルでもコーヒー頼むとインスタントが出てきた気がします。
アイルランドの 2 大ブランドは、ダブリンのライオンズ (Lyon’s) とコークのバリーズ (Barry’s) です。スーパーに行くと、この 2 つのブランドが棚を占拠していて、あとはイギリスのブランドがちょっとおいてあります。日本で有名な Lipton はほとんど見ない。
あー、アイルランドの紅茶の会社としてある意味いちばん有名なのは Bewley’s ですけど、カフェはアイコン的地位を獲得してますけど、ティー・バッグはスーパーではあまりみないです。お土産市場のほうはかなり強いはずですが。
日本だと、ティー・バッグよりティー・リーフの方が高級だっていうイメージがあると思うんですが、アイルランドの人は気にしません。それだけ紅茶が嗜好品っていうよりも生活必需品のエリアに入ってきているのかも。日本でも、麦茶飲むのに、高級麦茶とかあまり考えませんよね。
今日、近所のスーパーに行ったら、バリーズの紅茶買うと、マグがおまけで付いてくるっていうキャンペーンをやっていて、つい買ってしまいました。ノベルティーのマグっていうのに私、弱いのです。以前もバリーズの別のマグを持ってたんだけど、引越しのときに忘れてきてしまった。
それから、これは私が好きだったバリーズのテレビ CM。
Barry's Tea TV Ad - Lads - October 1997
こちらは最近の。
Barry's Tea TV Ad - Don't Forget - February 2009
どちらも、子供たちが大きくなって初めて海外に旅立つんだけど、親が送った (持たせた) バリーズの紅茶で子供たちはアイルランド、そして家族のことを思い出すんですね。家族愛やアイリッシュネスにうまく商品を関連付けたいい CM だと思います。