たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

アイルランドのカルト・フード

 

 

3年前の2019年の記事なのですが、おもしろそうだったので紹介します。アイルランドでカルト的人気を誇るフード&ドリンク製品が8つ紹介されています。カルト的というのは「知る人ぞ知る」ぐらいの意味だと思います。カルト的ではなくメインストリームなのは、紅茶のバリーズとか酪農品のケリーゴールドとかポテチのテイトーとかですね。そこまで国民的ではないけれども熱心なファンのいる食品のご紹介です

 

www.irishtimes.com

 

ディングル・ジン

以前ならアイルランドの家庭のアルコール飲料キャビネットに入っているのはジェムソンなどのアイリッシュ・ウィスキーと相場は決まっていたわけですが、最近はジンも増えてきていると。2018年だけでも12種類のアイリッシュ・ジンが新たに発売されたそうです。ウィスキーは熟成に最低でも3年はかかりますが、ジンだとそれほどかからないので、ウイスキー蒸留所がジンも出すことが多いようです。ディングル・ジンのディングル蒸留所ももちろんウイスキーを出しています。

 

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キーオズのポテチ

Keogh という苗字はキーオと読んだりキョウと読んだりするようですが、ここではキーオで行かせていただきます。このポテチは私も食べています。テイトーのよりも少し値段は高いですが、ポテチがテイトーやウォーカーに比べて少しだけ厚みがあるのでクランチーでおいしいです。キーオ家は200年以上農業に携わってきたのですが、2011年にテイトーの牙城であるポテチの市場に参入。私はアイリッシュ・アトランティック・シー・ソルト味がお気に入りだったのですが、最近はクリンクル (波型) カットのギネス&フレーム・グリルド・ステーキ味をよく食べています。

 

3FEコーヒー

最近、写真を撮りにダブリンの市内をいろいろ回っているのですが、3FEの支店が増えましたね。ハロルド・クロスやラネラにもできていました。3FEのことは以前ブログに書きましたので詳しくはこちらをどうぞ。 3FEはダブリンのコーヒー業界に大きなインパクトを与えた焙煎所・カフェ。なるべくフェアな価格で農家から豆を購入し、グラスネヴィンの焙煎所で焙煎。その豆は自前のカフェで使用するだけでなく、アイルランドや世界各国のカフェに販売しているそうです。

 

ホワイト・マウスのピーナッツ・ラー油

日本と中国の風味を取り入れたピーナッツ・チリ・ソース。ラベルに食べるラー油と書いてありますが、日本でいう食べるラー油を想像して食べるとちょっと違う感じになるかもしれません。ファンバリー・カフェというダブリン8区の有名カフェで働いていたケイティー・サンダーソンさんが考案したもの。以前は、ニューマーケットにあったマーケットで細々と売っていましたが、最近はアルチザン系の食品店やスーパーなんかでも見かけるようになりました。記事には、卵、ごはん、パスタ、ステーキなど、けっこう何にでもあうんだよね、と書いてあります。

 

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シェリダンズのブラウン・ブレッド・クラッカー

シェリダンズは、クラフトマンシップにあふれるチーズの製造・販売を行う会社。そこが出しているクラッカーですね。コーク県キルナルティのリチャード・グラハム・リーというベーカーとの共同作業で作り出したもの。このクラッカーにウチのチーズを乗せて食べてくださいね、というわけです。なるべくブラウン・ブレッドの味を残したかったので、バターミルクなど4つの原料だけで作っているそうです。

 

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マーフィーズのアイスクリーム

アイルランドは天気が悪いのにアイスクリーム? などと私も思っていたのですが、アイルランドはアイスクリーム屋さんってけっこういっぱいあるんですよね。田舎の中規模の町なんかでも個人経営のアイスクリーム屋さんが普通にあったりします。マーフィーズのアイスクリームはケリー県で飼育される牛の乳を使用。ディングル・レイン・ウォーターやブラウン・ブレッド・アイス・クリームなど、アイルランドならではのフレーバーも用意されているそうです。2000年にケリー県のディングルで創業されましたが、今はダブリンやキルデアやゴルウェイにも店があります。ダブリンの店はウィックロー・ストリートにあります。

 

ビーン・チョリソ

この製品は知りませんでした。ガビーン (Gubbeen) 農場というのがウェスト・コークにあって、ファーガソン家が代々そこで農業を営んでいます。ガビーン・チーズというのが有名だそうです (英語版の Wikipedia にも記事がありました)。燻製にしたチーズを作っていたので、どうせだったら豚肉も、ということでチョリソを作りだしたそうです。今では多くのシェフのお気に入りになっているそうです。

 

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シナチ (SynaChi) のコンブチャ

コンブチャというのはちょっと混乱するのですが、日本でいう昆布茶のことではなく、実は紅茶キノコのことです。英語で tea mushroom ともいうそうですが、だいたい Kombucha といってますね。なんで紅茶キノココンブチャになったのかはよくわからないそうです。ローラ・マーフィーさんがアイルランド初のマイクロ・コンブチャ醸造所を作ったのが2012年のこと。ドネゴールのグゥイドアに醸造所はあるそうです。これも私は飲んだことないのですが、サークルKやスーパーヴァリューで買えるそうです。

 

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