「松本人志のすべらない話」を見ました。面白い、面白い、という話を聞いていて、断片的には Youtube で見てたんですけど、今回は初めてリアルタイムで全編を体験することができました。
おもしろいなー。小手先の演出なくても、話だけでもここまでおもしろいんですよね。もちろん、話の内容もあるんだけど、話をする人が、その話を他人と共有したくてしたくて堪らなくて、もうわなわなと震えているから、聞いてるほうにもびんびんと伝わってしまいます。
コミュニケーションって、単語や文法を覚えたりするのは小手先のことで、「伝えたいこと」と「伝えたい気持ち」があることが一番重要なことなんだなーと再確認しました。
あれだけ大人数いる中で、清人っていう人だけが淡々としゃべってたけど、あれはあれでアクセントとしてよかったのでしょう。
関西の人の話が普通の人でもおもしろいのは、みなさんがもう伝えたくて伝えたくてわなわな震えているからではないでしょうか。
たとえば、この動画↓。今年の正月の高校サッカー選手権、準々決勝で敗れた兵庫・滝川第二高校のDF中西選手の試合後のコメント。相手FWの大迫君についてです。
中西君、もう物理的に震えてるし。すごいのは、よく聞くと隣で「半端ないってなにがや」とか話を引き出す役割をやってる人がいること。この人は会話の中で瞬時に自分の役割見つけて、役に入っていったんでしょう。最後に出てきた先生も、高校サッカーの世界では物凄い実績のある人なんだけど、その先生にあんな落とし方されたら、もうみんなずっこけて笑ってしまいますわ。