たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

今月見た映画 2012 年 4 月

 
もう6月になっちゃいましたが。。。

 

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Headhunters (2011 年、ノルウェー、ドイツ)
4/6 at Lighthousecimena
監督: Morten Tyldum
主演: Aksel Hennie
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Le Havre (2011 年、フィンランド、フランス、ドイツ)
4/12 at Lighthousecimena
監督: Aki Kaurismäki
出演: André Wilms, Kati Outinen
アキ・カウリスマキ監督の作品を初めてみました。不思議な映画ですね。時代設定もわざとぼかしてあるのかな。車や街並みは古いし、ダイヤル式黒電話使ってる人がいるかと思えば、携帯使ってる人もいるし。

 

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Blackthorn (2011 年)
4/14 at Lighthousecimena
監督: Mateo Gil
出演: Sam Shepard, Eduardo Noriega, Stephen Rea
ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは1908年に逃亡先のボリビアで死んだという説が有力なのだが、定かではないらしい。もしその後も生きていたら、という西部劇。標高の高いボリビアで、馬が息絶え絶えになりながらののろのろとした追跡劇とかが見どころ。スペイン人炭鉱技師との騙しあいもおもしろい。サム・シェパードとサム・ニールはいつもごっちゃになる。

 

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Stop Making Sense (1984 年、アメリカ)
邦題: ストップ・メイキング・センス
4/13 at Lighthousecimena
監督: Jonathan Demi
出演: Talking Heads
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Delicacy (2011 年、フランス)
4/20 at Lighthousecimena
監督: David Foenkinos, Stéphane Foenkinos
出演: Audrey Tautou, François Damiens
ラブ・コメ。どうってことない映画なんだけど、フランス人だから許す。

 

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Elles (2011 年、フランス、ポーランド、ドイツ)
4/22 at Lighthousecimena
監督: Małgorzata Szumowska
出演: Juliette Binoche
40代女性のセクシュアリティがテーマの映画。ビノシュ演じるジャーナリストが学生売春婦の取材を続けるうちに自分自身の性を再発見するという話。最近、このテーマの映画をよく見ます。クリスティン・スコット・トーマスの「Leaving」、ティルダ・スイントンの「I am Love」とか。こういうテーマの映画って、安っぽい女優さんがやると安っぽい映画にしかならないから、ビノシュあたりの大女優が演じないと説得力がないというのはある。セックスに関する話だから女優のキャリアとしてもリスクは大きいけど、社会的な地位を獲得した自分だからこそフェミニズム的な意味での貢献をしなければ、っていう使命感もあるのかなと思うんだけど。

 

おもしろいのは、なぜかこのテーマの映画はヨーロッパ大陸の映画でイギリス人の女優が演じることが多い。ビノシュはフランス人だけど、トーマスとスイントンは英国人で前述の映画はそれぞれフランス、イタリアのプロダクション。シャーロット・ランプリングも数年まえに「Heading South」(フランス映画)っていう熟年女性が若い男を買いにリゾートに出かける映画に出てたし、これはかなり古くなるけどジェーン・バーキンが「カンフー・マスター」(フランス映画、私は未見) っていう「ロリータ」の男女を入れ替えた版みたいな映画にでてた。ランプリングは「Life during Wartime」っていう映画でも60歳超えて酒場で男をひっかける役で出てて、60歳を超えてベッドでは胸を出してて、ちょっと凄みがあった。

 

日本も熟女ブームとか言われてるけど、まあこれは当然のことで、これまでメディアでは若さだけが持て囃されてたのがおかしい。ただまあ、やっぱり男性視点のエロ目線で語られちゃうんだけどね。

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