たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

4月半ばからワクチン接種にオンラインで登録できるようになります

 

 

ミホール・マーティン首相によりますと、Covid-19 ワクチン接種に登録するためのウェブサイトが4月の第三週から利用可能になるそうです。

 

www.irishtimes.com

 

首相は国会答弁で、6月の末までに人口の80%が少なくとも1回の接種を受け、7月末までに人口の70%が予防接種を完了することになると述べました。

 

 

アイルランドはつい最近、ワクチン接種の優先順位を、年齢と職業に基づくものから、年齢のみに基づくものに変えると方針を打ち出したんですね。これは、新型コロナウイルスによる死者と重症者に関連する大きな要因は年齢であるという専門部会の提言を受けてのことです。

 

 

ただ、やっぱり、これによって優先順位が下がってしまう学校の先生やチャイルドケアの団体からは異議申し立てが出ているようです。先生自身は若くても、お年寄りや既往症のある家族がいたら心配というのはわかりますね。

 

 

今日現在で、アイルランドでは約80万人が少なくとも1回の接種を受けています。4月からはワクチンの供給量も増えるので、ワクチン接種プログラムは加速していくとされています。

 

 

それから、こちらは子供用の靴を売る店が営業再開を許可されるというニュース。

 

www.irishtimes.com

 

子供は成長が早いですから、これだけお店が閉まっていると、靴のサイズが合わなくなってしまいます。小児病院のある先生によると、子供達が裸足やソックスで走り回っているとか。サイズの合わない靴を履き続けると、将来的にも姿勢に問題が出てくる可能性もあるそうです。

 

 

医療の専門部会はすぐに営業再開するように提言していて、政府は子供用の靴にかぎって予約制で店を開けることを許可するようです。

 

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不要不急のお店のクリック・アンド・コレクト・サービスは5月から再開の予定ですが、これは5kmの範囲を超えて移動するのにクリック・アンド・コレクト・サービスを言い訳に使う人が前回多かったみたいで、人の移動を抑えるためには必要との判断らしいです。

 

 

 

 

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親善試合: アイルランド 1- 1 カタール

 

 

昨日は W 杯予選の行われる日でしたが、アイルランドはお休みなので、ハンガリーデブレツェンという町でカタールと親善試合を行いました。カタールは開催国として予選なしで出場できますので、5チームで構成されるアイルランドの組の休みのチームと親善試合を行うことにしています。

 

www.irishtimes.com

 

さて、試合結果ですが、1対1の引き分け。いや、カタール、そんなに弱いチームじゃないですよ。ここ1週間でルクセンブルクアゼルバイジャンと戦い、それぞれ 1-0、2-1で勝っています。FIFAランキングは58位。しかし、アイルランドにとってこの試合結果は残念ですね。スティーヴン・ケニー監督になって10試合勝ちなしの記録をストップできるチャンスだったはずですが。

 

試合は開始早々アイルランドが先制。コーナーキックからのトリックプレーでマクレーンが得点。しかし、後半入ってすぐにカタールがミドル・シュートで同点に。アイルランドは終了間際に決定的なチャンスがありましたが、キーパーに阻まれました。

 

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マクレーン(中央)の得点を祝福するヘンドリック(左)とブレーディー

 

いま、ヨーロッパで行われるサッカーの試合では、キックオフの前に選手がフィールドに膝まづいて、人種差別反対の意思表示をすることが多いです。今回、アイルランドはこれを行ったのに、カタールのチームは行わなかったらしいです。ヨーロッパの試合でも、実はチャンピオンズリーグで膝まづかないチームもありましたし、2週間ほど前にはクリスタル・パレスのザハ選手 (黒人) がプレミアリーグの試合で一人だけ膝まづかないということもありました。なので、カタールのチームがそれをやらなかったということ自体は責められることではないのですが、記者会見で監督がその理由について答えなかったと言うのが記事になっていました。

 

www.irishtimes.com

 

試合後の記者会見で記者がこの質問をしたところ、カタールの広報担当者が割って入って、「その質問には私が答えます。(膝を付かなかった件については)アイルランド・サッカー協会とは合意しています。人権については、私たちは人権を尊重しており、我が国の進捗状況については国際労働機関が認識しています」とのこと。

 

サッカー・スタジアムの建設中に作業員が何人か亡くなっているらしくて、W杯開催にあたってカタールの人権問題に焦点があたっているということらしいです。

 

他球場の結果はアゼルバイジャン 1-2 セルビアルクセンブルク 1-3 ポルトガルアゼルバイジャンは一時同点に追いつくし、ルクセンブルクは先制するしで、上位2チームが勝ち点を落とすかと思われた瞬間もありましたが、そんなうまい話はありませんでしたね。

 

www.youtube.com

 

 

IRELAND: Bazunu (Rochdale); Coleman (Everton), Duffy (Brighton), O’Shea (West Brom); Christie (Nottingham Forest), Molumby (Preston), Hendrick (Newcastle United), McClean (Stoke City); Brady (Burnley), Long (Bournemouth), Horgan (Wycombe).

 

アイルランド得点: マクレーン (4)

カタール得点: Mohammed Muntar  (47)

 

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4月からのロックダウン緩和はどうなるのか

 

 

今回のロックダウン期間はいちおう4月5日までということだったのですが、その後どうするのかということが政府で話しあわれています。

 

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率直にいうと、大幅な緩和は期待できないみたい。いろいろ細かい緩和策があるようですが、期間は4月中旬ころからということになりそう。これは、イースターの学校が休みの期間の移動を抑える目論見だとか。

 

 

以下のように緩和されます (今のところまだ予定の段階です)

 

4月12日から5kmの行動範囲が県境までに拡大されます。

 

4月中旬から建設現場は部分的に再開されます。

 

一部のスポーツ・アクティビティを再開。

 

売店のクリック&コレクト・サービスと理髪店・美容院の再開は5月から。

 

動物園や遺跡の観光地は4月26日から再開。

 

ホテル強制隔離になる対象国は拡大される。

 

ロックダウンのレベル5の制限が終わる予定だった4月5日にな何もおこらないということですね。

 

また、サッカーの話ですけど、今年夏に延期になっていたヨーロッパ選手権が開かれるんですが、そのうち4試合がダブリンで開催される予定です。それで、UEFAは最低限でも会場の定員の25% を入れるようにと要請していて、それを4月7日までに約束しない場合は会場を変えると言っているんですね。アイルランドは今のところこの約束はできそうにないわけです。ちょっとどうなるかまだわかりませんが、もしダブリンで開催できないとしたら、その試合はイギリスで開かれることになりそうです。

 

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強制隔離ホテルに滞在するのはけっこうキツいらしい

 

 

指定された国からアイルランドに入国する人の14日間 (12泊) 強制隔離が先週金曜から始まったんだけど、これがすこぶる評判が悪い。

 

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まず、オーストラリアのパースからドバイ (UAE) 経由でダブリン空港に到着したスライゴ―出身の5 人家族。UAEが指定国なので、ドバイの空港で45分いただけなのに強制隔離が必要となった。ホテル滞在にかかる費用は約 6000ユーロ。

 

旅行じゃなくて引っ越しなので、前々からプランを立てていた。強制隔離が必要になることに気付いたのは出発の約50時間前。パースの家は引き払っていたし、もうどうしようもない。単なる乗り換えでUAEに短時間滞在しただけだからと異議申し立てをしたのだが、認められなかったそう。

 

ダブリンのホテルで最初に割り当てられた部屋はもの凄く狭くて身動きできないほどだったとか。今は広い部屋に移してもらったそう。しかし、検査結果がまだ出ていないので、外で運動することも許可されていない。

 

 

www.irishtimes.com

 

それで、強制隔離が始まった初日に早くも 3 人が逃げ出したというニュース。2人はすでにホテルに戻り、もう1人は現在も捜索中と記事にはある (3/27現在)。強制隔離ホテルから逃げ出した人は、最大2000ユーロの罰金または最大1か月の禁固刑が課せられる可能性がある。

 

www.irishtimes.com

 

 ホテルの警備には、民間企業の警備員と軍隊があたっている。しかし、逃げ出す人をつかまえる権限はないそうで、なにかコトが起これば警察に連絡し、警察が対処するということになるらしい。隔離されている人は罪を犯したわけではないので、警察が見張るのは適当ではないということらしい。

 

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こちらは、ブラジルから金曜日に到着したルーカス・ボグチェスキーさんの体験談。ブラジルも指定国なので強制隔離ホテルに入らなければなりません。

 

この人はアイルランドの会社にエンジニアとして採用されて、去年の10月から遠隔で働いていたんだけど、いよいよアイルランドに移住して働こうとしたところ、運悪く金曜からの強制隔離に引っかかってしまった。

 

彼はもちろん逃げ出すつもりはないのだが、強制隔離されるのはやはり牢屋に入れられているようだという。エクササイズのためなどに部屋を出るときは、いつも誰かに監視されているという。エクササイズは1日に3回。

 

彼はウイルスから人々を守ることの重要性を理解しており、「たいへんだけど必要な措置」と言っている。

 

ただ、ホテルの値段はちょっと高いと思っている。12泊で1875ユーロなのだが、ほかのホテルで12泊すれば500ドルで済むと言う。

 

食事は 3 食ついているのだが、メニューの選択肢があるのは夕食だけ。ビールは頼めば部屋の前まで持ってきてくれる。掃除は自分でする。ゴミはドアの外に出しておく。

 

ルーカスさんは隔離中も朝7時から夕方5時まで仕事をしていて、英語も教えるという。暇な時間はトールキンの『指輪物語』を読むつもり。

 

 

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2022ワールドカップ予選第  2 戦: アイルランド 0 - 1 ルクセンブルク

 

 

参りましたね。アイルランドはホームでルクセンブルクと戦い、0-1で敗れました。これで2戦2敗。早くもワールドカップ出場に赤信号が灯りました。まあルクセンブルクにホームで負けるようでは出場できなくても文句は言えません。FIFAランキングアイルランドが42位、ルクセンブルクが98位です。

 

www.irishtimes.com

 

 

試合内容もですね、アイルランドが凄い押してたけど決定力がなくて、ラッキーパンチで1点取られて負けた、っていう感じではないんですよね。割と互角の戦い。ショット・オン・ターゲットは共に4回ですから。ポゼッションは56対44でややアイルランド有利ですが。

 

これでスティーブン・ケニー監督は就任以来10試合で白星なし。きついですね。

 

試合展開は 0 – 0 のまま進んで 85 分に1点取られてそのまま逃げ切られました。ルクセンブルクは自陣の割と深いところでフリーキックを得て、GKが蹴ったロングボールをFWロドリゲスがヘッドで競り勝ち、パス交換のあとPKエリア外からグラウンダーで強烈なシュート。これが決勝点になりました。

 

www.youtube.com

 

ロドリゲスは両チームのスタメンの中で唯一今年のチャンピオンズリーグに出場した選手。以前はジュビロ磐田にも所属していました (現在はディナモ・キエフ)。生まれはポルトガルで10歳からルクセンブルクに住んでいます。

 

理由はよくわからないんですけど、ルクセンブルクにおける最大の移民コミュニティはポルトガル人だそうです。ルクセンブルクの人口は66万人くらいですが、そのうち約10万人がポルトガルからの移民だとか。

 

ルクセンブルグは例えば10年ぐらい前のルクセンブルグとはちょっと違いますね。昔は本職は銀行員だとかのセミプロが試合に出てきていたと思いますが、今はほとんどプロ選手じゃないですかね。昨日の試合見てますと、攻撃はミスが多いけど守備は割としっかりしている印象でした。

 

 

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他球場の結果は、セルビア 2 – 2 ポルトガルアゼルバイジャンはお休み。

 

アイルランドの次の試合は 3 月 30 日の親善試合カタール戦@ハンガリーです。次の予選の試合は9月1日のポルトガル戦@ポルトガルです。

 

 

アイルランド: Bazunu (Rochdale); Coleman (Everton), O’Shea (West Brom), Clark (Newcastle United); Doherty (Tottenham), Knight (Derby), Cullen (Anderlecht), Stevens (Sheffield United); Browne (Preston); Collins (Luton Town), Robinson (West Brom). Subs: Brady (Burnley) for Doherty (half-time), McClean (Stoke City) for Clark (61 mins), Long (Bournemouth) for Robinson (73 mins), Molumby (Preston) for Cullen and Parrott (Ipswich Town) for Collins (88 mins)

 

 

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デペッシュモードがダブリンのパブで撮った写真の謎

 

デペッシュモードというニューウェイブ・バンドのキーボード奏者であるアラン・フレッチャーがコンサートのためにダブリンに来たとき、あるパブで地元のおばあさんと一緒に写真に収まった。1983年の話。

 

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この写真はこれまでもときどき SNS などにアップされてきたという。そこで、ダブリンのパブについて記録を残すことを目的としたプロジェクト「DUBLIN BY PUB」のスタッフは、この写真が撮影されたのがどのパブかを突き止めるために調査を始めた。

 

www.dublinbypub.ie

 

まず、この写真が SNS にアップされたとき、その投稿に付けられたコメントにヒントはないかを探す。しかし、パブの名前に言及するコメントはほとんどない。ドルフィンズバーンの Lowe’s ではないかという声があるが、グーグル・マップで見る限りその様子はない。

 

スタッフは次にテーブルの上に置かれたビアマットに注目する。「Stag For Enjoyment」と書いてある。

 

これはテンプルバーの Stag’s Head のことではないのか? しかし、これは Stag というサイダーのブランドのことだろうと結論付けられる。念のために Stag’s Head をグーグル・マップでチェックするが、似たようなステンドグラスがあるものの、写真のものとは一致しない。

 

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元の写真のウィンドウにもう一度注目してみよう。紋章はおそらく外に向けられているので、これを反転してみる。すると、J と C、そしておそらく T の文字が見えてくる。この文字の組み合わせをイニシャルに持つパブを思い浮かべようとするが、「これは」というものは見つからない。

 

 

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それでは、この写真が撮影された状況に手がかりはないか? この写真はデペッシュモードがダブリンにコンサートに来た時に撮影された。そのときの会場はドーセット・ストリートにあった The SFX であるらしい。だとすれば、その近くのパブか?

 

コンサート会場を探す過程で、この写真を掲載したおおもとの雑誌 (NME というイギリスの音楽雑誌) のスキャンが見つかる。

 

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 このスキャンを載せた Webサイト BrandNewRetro にもパブの名前は記載されていない。それどころか、このパブの名前を知っている人がいたら教えてね、と書いてある。パーネル・ストリートの The Welcome Inn ではないか、という声があるが、写真で確認してもステンドグラスなどはありそうにない。

 

 

しかし、スキャンにはフォトグラファーの名前が記載されている。Adrian Boot 氏。グーグルで検索すると、Facebook ページがある。フレンド申請すると、ほぼ即座に承認してくれた。

 

そこでミリオンダラー・クエスチョン。「この写真が撮影されたのはどこのパブですか?」。ブート氏の答え:「知らん (Haven’t Got a Clue)」。

 

スタッフは策も尽きたとあきらめかけたのだが、とりあえず新しい情報が寄せられていないかと SNS をチェックする。

 

そこには新しいコメントが。「Hill 16。そのガラスは、今はカシードラル・ストリートのブラニガンズのバーのうしろに飾られている。Hill の以前のオーナーがそこに持っていったんだ」。

 

グーグルで調べてみると、確かにブラニガンズにあのステンドグラスが飾られているのがわかる。

 

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Hill 16 の昔の写真を探して調べてみる。ディテールがわかるようなクローズアップの写真はないが、ブラニガンズにあるのと同じように5つのセクションに分かれた窓があるのはわかる。

 

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ただ、1つ疑問が残るのは、元の写真では紋章の隣に十字架のステンドグラスが来ているのに、ブラニガンズでは十字架が外側に来ているのだ。

 

まあ、しかし、ここまで調べがついたのだ。デペッシュモードの写真のパブは、Hull 16 であるということを 65% ぐらい確信して、スタッフは調査をいったん終了した。

 

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数か月がたち、ジャック・チャールトンがこの世をさった。去年の夏の話だ。RTE のニュースを見ていたスタッフは、チャールトンが自宅で何かのトロフィーを手にして寛いでいる映像に目を奪われる。チャールトンのうしろには、デペッシュモードの写真によく似たステンドグラスが飾られていたのだ。唯一の違いは T の文字が見当たらないこと。

 

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「Jack Charlton Stained Glass」で検索してみると、アイリッシュ・インデペンデントの記事が結果に表示された。

 

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 「彼 (チャールトン) の家の暖炉の上には、”JC” というイニシャルの入ったステンドグラスが飾られている。これは、ダブリンの Hill 16 パブの友人から送られたものだ」

 

そして、この Hill 16 こそ、ジャック・チャールトンがアイルランド代表監督になって初めてパイントを飲んだダブリンのパブであり、約10年後に監督をクビになったチャールトンが最後にパイントを飲んだダブリンのパブなのだ。

 

www.rte.ie

 

記事には書いてありませんが、ジャック・チャールトンのイニシャルが JC なので、パブにあったステンドグラスに似たものをオーナーが新しく作らせて、チャールトンにプレゼントしたということなのでしょう。

 

これで、デペッシュモードの写真が撮られたパブの正体を突き止めるというミッションは終了したのですが、話はここで終わりません。

 

この DUBLIN BY PUB の記事は大きな話題となり、多くの人が目にすることとなりました。その中の一人、ジェフ・ボイルという人からメッセージが届きます。「Hill 16 は私の父と叔父が通っていたパブだ。写真の女性が誰かわかるか父親に探してもらおうと思うんだが、どうか?」。スタッフの答えはもちろん「お願いします」。

 

ボイル氏からのメールが届く。写真に写っているおばあさんの名前はリジー・ライアン。パーネル・ストリートで露天商を長年やっていた女性。マウント・ジョイ・スクエアで商売した後に、よく Hill 16 で一杯やっていたそうだ。

 

こうして、まったく違う世界に住む 2 人が、ダブリンのパブでパイントを片手に一枚の写真に一緒に収まることになった。

 

記事は「次にパブに行ってパイントを飲むときは、ジュークボックスでデペッシュモードでもかけて、ビッグ・ジャックとリジーに乾杯してみてはどうか」と締めくくられている。

 

 

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食べるラー油: 白マウス社

 

 

ツイッターで外国人 (イギリス人ほか) がラー油大好きみたいなツイートがタイムラインに流れてきました。

 

jin115.com

 

「イギリス人の友達3世帯にあげたら、全員がうますぎる何だこれは」

「抹茶キットカットの1000倍騒いでる」

クロアチア人の友達は一度の食事で1瓶空ける」

などなど

 

アイルランドでも食べるラー油を作って販売している会社があります。白マウス (White Mausu) という会社です。

 

ケイティーさんとジャスパーさんという2人のシェフがやっている会社。ホワイト・マウスというのは、ケイティーさんが子供の頃におばあちゃんが付けてくれたあだ名だそうです。

 

最初に見かけたのは4 ~ 5 年前かなあ。ニュー・マーケットでやっていたフリー・マーケットで見かけたのだと思う。これはなかなかニッチなところに目を付けたな、というのが私の感想でした。

 

最近、私のお気に入りのブラス・カフェ (Blas Cafe) にランチを買いに行ったりしているのですが、このカフェではグルメ食料品も売ってたりします。ここに白マウス社のラー油も売っています。

 

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フレイバーは3種類。ピーナッツ・ラー油、カシュー・クランチ、ブラックビーンです。

 

冒頭に書いたラー油のツイートを覚えていたので、私も2つほど買ってきました。

 

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値段は 6.50 ユーロと 6.95 ユーロです。同社のウェブサイトだと、6個セットで36ユーロで売っていますね。一口ずつ食べてみたのですが、どちらもかなりスパイシーです。ご飯にかけて食べたりするとおいしいと思います。

 

レシピを載せたパンフレットも配っています。ヌードルに入れる。あまりものと一緒にご飯に混ぜてライス・ボウルにする。ピーナッツ・バターまたはケチャップと混ぜて新しいソースを作る (これはチャレンジング)。豪華なブレックファストの作り方も書いてありますが、これは高級すぎてついていけません。

 

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日本でも一度だけ食べるラー油を食べたことがあるのですが、その時はこれほどスパイシーとは感じなかった記憶があります。たぶん、あんまり辛くない食べるラー油みたいなやつだったのでしょう。

 

 

今度、白米を炊いたときに、食べるラー油をかけて食べてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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