参りましたね。アイルランドはホームでルクセンブルクと戦い、0-1で敗れました。これで2戦2敗。早くもワールドカップ出場に赤信号が灯りました。まあルクセンブルクにホームで負けるようでは出場できなくても文句は言えません。FIFAランキングはアイルランドが42位、ルクセンブルクが98位です。
試合内容もですね、アイルランドが凄い押してたけど決定力がなくて、ラッキーパンチで1点取られて負けた、っていう感じではないんですよね。割と互角の戦い。ショット・オン・ターゲットは共に4回ですから。ポゼッションは56対44でややアイルランド有利ですが。
これでスティーブン・ケニー監督は就任以来10試合で白星なし。きついですね。
試合展開は 0 – 0 のまま進んで 85 分に1点取られてそのまま逃げ切られました。ルクセンブルクは自陣の割と深いところでフリーキックを得て、GKが蹴ったロングボールをFWロドリゲスがヘッドで競り勝ち、パス交換のあとPKエリア外からグラウンダーで強烈なシュート。これが決勝点になりました。
ロドリゲスは両チームのスタメンの中で唯一今年のチャンピオンズリーグに出場した選手。以前はジュビロ磐田にも所属していました (現在はディナモ・キエフ)。生まれはポルトガルで10歳からルクセンブルクに住んでいます。
理由はよくわからないんですけど、ルクセンブルクにおける最大の移民コミュニティはポルトガル人だそうです。ルクセンブルクの人口は66万人くらいですが、そのうち約10万人がポルトガルからの移民だとか。
ルクセンブルグは例えば10年ぐらい前のルクセンブルグとはちょっと違いますね。昔は本職は銀行員だとかのセミプロが試合に出てきていたと思いますが、今はほとんどプロ選手じゃないですかね。昨日の試合見てますと、攻撃はミスが多いけど守備は割としっかりしている印象でした。
他球場の結果は、セルビア 2 – 2 ポルトガル。アゼルバイジャンはお休み。
アイルランドの次の試合は 3 月 30 日の親善試合カタール戦@ハンガリーです。次の予選の試合は9月1日のポルトガル戦@ポルトガルです。
アイルランド: Bazunu (Rochdale); Coleman (Everton), O’Shea (West Brom), Clark (Newcastle United); Doherty (Tottenham), Knight (Derby), Cullen (Anderlecht), Stevens (Sheffield United); Browne (Preston); Collins (Luton Town), Robinson (West Brom). Subs: Brady (Burnley) for Doherty (half-time), McClean (Stoke City) for Clark (61 mins), Long (Bournemouth) for Robinson (73 mins), Molumby (Preston) for Cullen and Parrott (Ipswich Town) for Collins (88 mins)