たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

音楽

マリアンヌ・フェイスフルのアイルランド人の恋人

私の好きな三大女性ボーカリストは、アストラッド・ジルベルト、ジェーン・バーキン、そしてマリアンヌ・フェイスフルです。これに山本潤子さんを足して四天王にしてもかまいません。 マリアンヌ・フェイスフルは割といいところのお嬢さんで、お父さんが大学…

Japanese Boy

先日、菅義偉首相がアメリカを訪問してバイデン大統領と会談しました。その時の共同記者会見で、バイデンさんが「Japanese Boy が US マスターズで勝った」みたいなことを言ったんですね。 “You got a Japanese boy coming over here" to win the Masters pi…

U2のエッジが気候問題の解決策として原子力発電を支持

U2 のギタリストのジ・エッジが、気候変動のターゲットを達成するために、次世代の原子力発電を採用することを各国は検討すべきだと発言しました。 www.independent.ie ダブリンの投資会社である VentureWave Capital 社で行われたパネル・ディスカッション…

デペッシュモードがダブリンのパブで撮った写真の謎

デペッシュモードというニューウェイブ・バンドのキーボード奏者であるアラン・フレッチャーがコンサートのためにダブリンに来たとき、あるパブで地元のおばあさんと一緒に写真に収まった。1983年の話。 この写真はこれまでもときどき SNS などにアップされ…

今年のエレクトリック・ピクニックは開催できるのか? ほか

エレクトリック・ピクニックは 2004年以来、アイルランド・リーシュ県のストラドバリーで開催されている野外コンサート。毎年 8 月の末か 9 月の頭に 3 日間かけて行われます。去年はもちろん中止になりました。 www.irishtimes.com このイベントを主催して…

21世紀で最も再生されたクリスマス・ソングはポーグスの『ニューヨークの夢』

クリスマスが終わったのにまだこの曲の話をするのか、とうんざりの方もいらっしゃるかと思います。ごもっともでございます。悪いのは全部ボン・ジョヴィ師匠です。今年は『ニューヨークの夢』のことを何回も記事に書いたので、締めくくりにもう1つ書かせてく…

記憶に残る『ニューヨークの夢』のカバー・バージョン – トップ5

ポーグス/カースティー・マコールの『ニューヨークの夢』のカバー・バージョンをテーマにして、アイリッシュタイムズに記事が掲載されていました。記憶に残るトップ5を選んでいるのですが、いい意味で記憶に残るものだけとは限りません。 www.irishtimes.com…

ボン・ジョヴィによる『ニューヨークの夢』(ポーグス)のカバーが最悪だと評判の件

2020年はもうこれ以上悪くなりようがないと思っていた皆さん、残念でした。 今週の初めにジョン・ボン・ジョヴィがクリスマスEPとしてポーグスの『ニューヨークの夢』のカバー・バージョンを発表したんですね。その出来が酷いとアイルランドの全国津々浦々か…

『フェアリーテール・オブ・ニューヨーク』の製作秘話 (後編)

(前編から続く) ザ・ワールドというクラブで最初の公演を終えた後、後に『フェアリーテール』のプロモーション・ビデオの監督を務めることになるピーター・ドハティ―と俳優のマット・ディロンが楽屋に訪ねてきた。その頃のディロンは『ランブル・フィッシュ…

『フェアリーテール・オブ・ニューヨーク』の製作秘話 (前編)

アイリッシュ・タイムズ紙にザ・ポーグスの『フェアリーテール・オブ・ニューヨーク』(ニューヨークの夢)の製作秘話みたいな長めの記事が載っていて、これがものすごく面白かった。 www.irishtimes.com もともとは、イギリスのガーディアン紙の記事であり、…

私の好きなアイルランドのロック/ポップ・ミュージック - トップ10 (後編)

前編からの続きです。 7. ブロワーズ・ドーター by ダミアン・ライス (2001年) The Blower’s Daughter by Damian Rice www.youtube.com この曲はかなり後になって Youtube で知った曲。『クローサー』(2004年)という映画の主題歌にもなりました。震えるよう…

私の好きなアイルランドのロック/ポップ・ミュージック - トップ10 (前編)

昨日、ポーグズのことを書いたので、ちょっと昔の曲が懐かしくなって、私の好きなアイルランドのロックまたはポップスの曲を書き出してみました。そのトップ10をリストにしました。曲は好きな順ではなくて、年代順に並べてあります。 1. クレア by ギルバー…

クリスマス・ソングの定番、ポーグスの『ニューヨークの夢』をBBCが検閲?!

今は自宅で仕事をしていますが、以前、事務所に通っていた頃は、車の中でラジオを聞いていました。そして、ポーグス/カースティ・マッコールの『ニューヨークの夢』(フェアリーテール・オブ・ニューヨーク) が流れてくると、ああもう年の瀬だなあ、などと思…

コロナ時代のアイリッシュ・ハープの引き渡し  

先月の話なんですけど、ちょっといい話なのでご紹介します。 新型コロナのせいでアイルランドはロックダウンが敷かれています。いろいろ行動制限が掛けられていて、不要不急の用事で県境を越えて移動することはできません。 www.irishtimes.com ウイックロー…

ルーク・ケリーの像にまた落書き

6月24日の夜から25日の朝にかけて、シェリフ・ストリートにあるルーク・ケリーの像がまた落書きされました。約1か月ぶり6回目。 今回はメガネは書かれていないようです。 ルーク・ケリーの像は南側のセント・スティーブンス・グリーン・ショッピング・センタ…

ルーク・ケリーの像がまた落書きされた件

ルーク・ケリーの像がまた落書きされたと30日の新聞に出ていました。 Luke Kelly sculpture on Sheriff Street vandalised for fifth time https://t.co/nGaOsz7Qhq — The Irish Times (@IrishTimes) 2020年5月30日 去年の1月に建てられたばかりなのですが、…

チャイニーズ・ロック

ハートブレイカーズやラモーンズが歌ってる「チャイニーズ・ロック」という曲は、別に中国のロック音楽のことではなくて、麻薬の歌だというのは知っていた。だが、5年ほど前にテレビジョンがダブリンに来た時に聞きにいって、そのとき何で「チャイニーズ」な…

シンリジィ/フィル・ライノットの記念切手と記念硬貨

シンリジー結成50周年記念切手が10月に出たばかりなんだが、11月にはフィル・ライノット生誕70周年記念硬貨が中央銀行から発行されて即日完売。ミュージシャンの記念硬貨は凄いと思ったけど、調べたら3年連続シリーズの2回目で、去年がロリー・ギャラガー、…

バスキング条例

道端で楽器を弾いて小銭をもらってる人のことをバスカー (Busker) と呼び、その行為はバスキング (Busking) です。 昔は割と自由にやれてて、いちおう法律的には Beggar (物乞い) と一緒のカテゴリなんで、厳密に言えば禁止はされてるんだけど、まあ町が華や…

和太鼓スクール「Hibikus (響)」

今滞在しているところの近所に「ヒビカス」という和太鼓スクールがあります。 和太鼓、いいですね。ドラム・パーカッション系は、身体を動かしながら音を出す。言葉の要らないコミュニケーションのツートップともいえる音楽とダンスを組み合わせ、しかも「和…

ジョン・レモン

私はこっち来てから初めてルバーブを知りました。 ルバーブはとても変な野菜です。まず、綴りが変。Rhubarb。Rの次にHが来る単語はリューマチぐらいしか知りません。 ルバーブはどれくらい日本で広くいきわたってるのかよくわからないのですが、こんな形をし…

コンサート「Halves」

たいへんご無沙汰しております。 昨日は H 君にお誘いいただき、Halves というアイルランドのインディーバンドのコンサートに行ってまいりました。名前も聞いたことなかったのですが、たいへん不思議な雰囲気のバンドでした。会場は、テンプルバーのボタンフ…

ボノと写真を撮った話

私の話ではないんですけど。 年末にテレビでグレアム・ノートン (というコメディアン、すぐ下の写真) のチャットショーを見ていました。素人が出てきて、実際に身の上に起こった話をする。面白かったら最後まで話させてくれるけど、つまらないと椅子がひっく…

ジェーン・バーキンのコンサート

ジェーン・バーキンのコンサートに行ってきました。 1 月 28 日 (日曜日) @ National Concert Hall。 前にも書いたと思うけど、私は昔からバーキンが好きです。「ジュテーム」の映画を見て以来。彼女のコンサートに行くのは 23 年ぶり 2 回目。3 年くらい前…

バレエ「くるみ割り人形」

ロシア国立チャイコフスキー・ペルミ・バレー団の「くるみ割り人形」を観てきました。いやあ、バレエってほんとにゴージャスですね。 場所は、Bord Gas Energy Theatre (Grand Canal Theatre) っていうところです。こけら落としは 2010 年だったそうですが、…

原マスミ

ちょっと遅めの誕生日プレゼントということで、原マスミさんの CD と絵葉書を戴きました。ありがとうございます。 にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ(文字をクリック)

少年ナイフ Rocks!

少年ナイフがダブリンにやってきました。 10 月 13 日土曜日のことです。会場は Wexford St. の Whelan's。小さな老舗のライブハウスなんだけど、中は満杯でした。日本人のお客さんも 10 人以上来ていました。 少年ナイフは昔から聞いていて、レコードももっ…

ダブリンのバンド - Aslan

Aslan (アズラン) っていうダブリンのバンドが結成 30 周年記念コンサートを開いたので、先週の土曜日にオリンピアシアターに見に行ってきました。 デビューの頃のことは私も知りませんが、当時は U2 に続いてアイルランドから世界に羽ばたくのはこのバンド…

シングル盤

「ドーナツ盤」というタイトルにしたかったのですが、御覧のとおり厳密には違うので「シングル盤」です。 毎月最後の日曜日はダブリン生協の蚤の市の日です。これまで何も買ったことなかったんですが、昨日初めて買い物をしました。シングル盤のレコード 2 …

レコード・プレイヤーを買いました

少し前にダブリンの一人秋葉原であるところの Peats が閉店した話を書きましたけど、オーナーの気が変わってパーネル・ストリートの旗艦店だけ再オープンしました。先週、ふらっと入ってみたら、レトロ調のレコード・プレーヤーが置いてありました。 ちょう…