日曜なので New Market のガラクタ市に行ってきました。
上の飛行ルートが描いてある絵ハガキには見慣れない地名がいくつも書かれています。空港の名前じゃなくて、本当に単に飛行ルートみたい。下の写真は当時のダブリン空港です。値段は、絵ハガキにそんなにお金を払ったのか、と言われたくないので言いたくないのですが、1 枚がピザ 1 枚ぐらいの値段です。
そのあと、以前から立ち寄ってみたいと思っていた、セント・パトリックス大聖堂の近くにあるヴィンテージ・ショップに行きました。
外で品物を見ていると愛想のない外国人 (私の直感ではメキシコ人) の中年女性が「今日はセールだから」と言ってきます。中に入ると、アイリッシュのおっちゃんが紙タバコを巻いていた (たぶんタバコだけだと思う) のですが、その人もお店の人で、中国の掛け軸みたいなのを指差してそれが中国のか日本のかと尋ねてくる。文章が中国語だったので中国だよと答えると、なんて書いてあるの、と聞いてくるので、私は日本人なのでわからん、と答えます。
そしたら、あー日本人かということで、トリニティーの永遠のスチューデントだったマテオさんの話になります。マテオさんは、まあ一言で言えば変人なんだけど、トリニティー大学の図書館に入り浸っていた日本人の浮浪者 (のような格好をした) 人。7 年ぐらい前にお亡くなりになりました。その人があまりに貧乏そうな格好をしていたので、みんなでお金を恵んであげたりしてたんだけど、亡くなった後、彼のフラットには数万ユーロの現金が残されていた、みたいな話。
それでまあ、木彫りの猫の置物をゲットしました。いくらかと聞いたら、オークションで 15 ユーロで手に入れたんだけど、10 ユーロでいいけど、今日は 7 ユーロでいいや、と言うので買ってしまった。メキシコ人の女の人にはドアストッパーにもなるよ、と言われました。