サッカー欧州選手権アイルランド代表選手団発表

ヨーロッパ選手権が1カ月後ぐらいに迫ってますが、先日、アイルランドを代表する23人が発表されました。

GK
Shay Given (シェイ・ギブン) アストンヴィラ、36歳、121cap
Keiren Westwood (キアラン・ウェストウッド) サンダーランド、27 歳、8caps
David Forde (デヴィッド・フォード) ミルウォール、32歳、2cap

DF
Sean St Ledger (ショーン・セリンジャー) レスター、27歳、25cap
Stephen Ward (スティーブン・ワード) ウルブス、26歳、10cap
John O'Shea (ジョン・オシェイ) サンダーランド、31歳、75cap
Richard Dunne (リチャード・ダン) アストンヴィラ、32歳、71cap
Stephen Kelly (スティーブン・ケリー) フルハム、28歳、29cap
Darren O'Dea (ダレン・オデイ) セルティック、25歳、13cap
Kevin Foley (ケビン・フォリー) ウルブス、27歳、8cap

MF
Glenn Whelan (グレン・ウィーラン) ストーク、28歳、37cap
Keith Andrews (キース・アンドリュース) WBA、31歳、27cap
Damien Duff (デミアン・ダフ) フルハム、33歳、95cap
Stephen Hunt (スティーブン・ハント) ウルブス、30歳、38cap
Darron Gibson (ダロン・ギブソン) エバートン、24歳、17cap
Keith Fahey (キース・ファヒー) バーミンガム、29歳、15cap
James McClean (ジェイムズ・マクレイン) サンダーランド、23歳、1cap

FW
Aidan McGeady (エイダン・マギーディー) スパルタクモスクワ、26歳、47cap
Kevin Doyle (ケビン・ドイル) ウルブス、28歳、46cap
Robbie Keane (ロビー・キーン) LAギャラクシー、31歳、115cap
Shane Long (シェイン・ロング) WBA、25歳、24cap
Jonathan Walters (ジョナサン・ウォルターズ) ストーク、28歳、5cap
Simon Cox (サイモン・コックス) WBA、25歳、11cap

大きなサプライズはなかったです。でも、フォワード多いですね。マギーディーは実際にはMFとして、それを差し引いても5人は多い。

話題はやっぱりマクレイン。実はトラパットーニ監督はジェイムズ・マッカーシーっていうウィガンの選手を選んでたんだけど、お父さんが癌を患ったということでマッカーシーが辞退した。心の準備ができないということで。その代わりに選ばれたのがマクレイン。

日本だとお父さんの病気でトーナメント出場を辞退するのはちょっと考えにくいけど、アイルランドだと割とある。音楽関係の人と話をしたことがあるんですけど、アイルランドのミュージシャンのマネージメントで難しいのは、家族が一番なので、家族のことを理由にすぐにアイルランドに帰りたがるらしい。

マクレイン選手の人気が急上昇なのはこの間も書きましたが、プレー以外の部分でも、北アイルランドのデリーの出身なので、それもいろいろと取り沙汰される。

ギブソンもデリー出身なんだけど、彼はユース時代から共和国代表でやってきてるのに対し、マクレインは北アイルランドU21代表でプレーした経験がある。

そのことについてマクレインは、「サポーターが歌ってる歌とか、翻っている国旗とか、カソリックの選手にとっては at home と感じることはないだろう」と語っています。代表をスイッチしたことで、インターネット上では脅迫してきたりする人もいるみたい。

彼のクラブはサンダーランドで、監督は彼と同じようにカソリックで北アイルランド代表として活躍したマーティン・オニール。オニールは、このことについてはこれ以上語るなとアドバイスしている。シンフェインのマーティン・マギネス北アイルランド議会副首相も、落ち着いて、と呼びかけている。

マクレインは顔はやんちゃそうなんだけど、サッカーに関してはウルトラ真面目で、コーチが練習量をセーブしないととことんやっちゃうタイプらしい。お酒も飲まない。

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