お友達と世界遺産のニューグレンジに行ってきました。20 年近くアイルランドに住んでいながら初めてです。
ニューグレンジはお墓です。と、昔は説明されていたんだけど、どちらかというと宗教施設 (寺院) としての役割がメインだったんじゃないかという説も強くなっているそうです。ガイドのお兄さんがそう言っていました。
周りを石で囲って綺麗にしてますけど、5000 年前の現役時代に実際にこのような形だったかは誰にもわかりません。その辺はある程度の想像力をもって再構築しているそうです。
(1905 年に撮影されたニューグレンジの入り口)
正確には、世界遺産に指定されているのはニューグレンジだけではなくて、このあたり一帯の新石器時代の遺跡群です。ボイン渓谷の遺跡群またはブルー・ナ・ボーニャ (ボインの宮殿) と呼ばれます。
それから、車に乗って近くの中世の遺跡を回りました。
モナスタボイス (Monasterboice) のラウンドタワーとハイクロス。
メリフォント大修道院 (Mellifont Abbey) の遺跡。
行き帰りの道からは菜の花が一面に咲いているのが見えました。おそらく菜種油を作るために栽培しているのではないかということです。
あと、ニューグレンジのあたりに行くと、やっぱりこの季節でも寒いので、防寒対策をしっかりされることをお勧めします。おにぎりおいしかったです。ありがとう。