Ryuichi Sakamoto: Opus (2023 年、日本)
4/14 at Lighthouse Cinema
監督: 空 音央 (そら ねお)
出演: 坂本龍一
坂本龍一が音楽を担当した下の『怪物』との二本立て。何十年ぶりかに二本立てで映画を見た。坂本のソロ・ピアノを堪能する1時間40分。映像付きのアルバムを聴いているような映画です。監督の空音央は坂本の息子。
怪物 (2023 年、日本)
4/14 at Lighthouse Cinema
監督: 是枝裕和
登場人物の視点によって異なるストーリーが見えてくるという複雑な物語構成。いわゆる「羅生門」構造。最初のうち、なんてひどい先生なんだと思いながら見ていたら、まんまとひっかかりました。廃トンネルを通り抜けたところにある古びた鉄道車両を秘密基地にする少年たち。あこがれますね。
Kingdom of the Planet of the Apes (2024年、アメリカ)
邦題: 猿の惑星/キングダム
5/16 @ Lighthouse Cinema
監督: ウェス・ボール
出演: オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン、ケヴィン・デュランド、ピーター・メイコン、ウィリアム・H・メイシー
子供のころにテレビの洋画劇場でみた『猿の惑星』の第一作、ラストシーンが衝撃的だった。そのせいで、日本でこの映画を焼き直したテレビ・シリーズ『猿の軍団』を見てしまい、裏でやってた『宇宙戦艦ヤマト』をリアルタイムで見逃したのは痛い思い出。それ以来、猿の惑星シリーズの映画をちゃんと見るのは初めてかもしれない。知能を得たチンパンジーが主人公なわけだが、表情が豊かで違和感なく感情移入できることに驚く。
Malcom X (1992年、アメリカ)
邦題: マルコムX
6/28 DVD
監督: スパイク・リー
出演: デンゼル・ワシントン、アンジェラ・バセット、アルバート・ホール、スパイク・リー
もう30年以上前の映画になるのか。デンゼル・ワシントンもスパイク・リーも若い。マルコムXは過激な差別反対運動に身を投じて最後は暗殺されるという漠然としたイメージしかなかったのだが、彼の人生について詳しく知ることができた。3時間を超える映画なのだが長さを感じさせない。政治的な話だけでなく、当時のアフリカ系アメリカ人の風俗 (音楽やファッション) もふんだんに見せてくれるのも楽しい。