たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

国内を旅行しよう! アイルランドに新しくできた博物館

 

 

この週末から国内旅行が解禁になりました。今年中に海外旅行に行けそうな感じもありますけど、まずは国内旅行を盛り上げようということで、アイリッシュ・インディペンデント紙に新しくオープン、または改装された 6 箇所の博物館が特集されていました。

 

 

www.independent.ie

 

f:id:tarafuku10:20210605214259p:plain

 

ウォーターフォード

 アイルランド最古の市であるウォーターフォードに今月2つの博物館が開館します。アイルランド銀博物館 (Irish Silver Museum) とアイルランド時間博物館 (Irish Museum of Time)。

 

前者はアイルランドの銀細工の歴史をたどる博物館。後者は、時計に関する博物館ですね。世界で最も古い部類の時計が展示されています。

 

また、新しくできた「Freedom of Waterford」パスを使うと、ガイド付きの市内ウォーキング・ツアーに参加できるほか、ウォーターフォード宝物博物館 (Waterford Treasures Museums) にも入場できます。

 

f:id:tarafuku10:20210605214235p:plain

 

ケリー

バレンシア島の灯台の建物が博物館として一般公開されます。1820年代の灯台守の暮らしが再現されているそうです。青銅器時代の石の遺跡や、17世紀はクロムウェル時代の城塞なども見学できるようです。

 

キルデア

アイリッシュ・ナショナル・スタッド & ガーデンズにオープンしたアイリッシュ・レースホース・エクスペリエンス。320万ドルをかけて作られたイマーシブなアトラクション。サラブレッド馬に関連する歴史、物語、テクノロジーを知ることができます。バーチャル・レースで自分の馬を購入、調教、騎乗することもできます。

 

f:id:tarafuku10:20210605214210p:plain

 

ティローン

ティローンには OM ダーク・スカイ・パーク & オブサーバトリーという施設ができます。パンデミックの影響で開館が遅れていたのですが、いよいよ営業開始です。ダーク・スカイ・パークというのは初めて聞いたんですが、日本語に訳すと星空保護区といって、国際ダークスカイ協会という認定組織があるそうです。望遠鏡を使って北アイルランドの星を眺め、ホログラフと VR を駆使したアトラクションも楽しむことができます。

 

 

モナハン

 国内旅行をするときにモナハン県の名前はなかなか出てきませんが、新しい観光施設がいくつかできています。まず、100万ユーロを掛けて改装されたイニスキーン (Inniskeen) のパトリック・カバナー・センター。パトリック・カバナーはアイルランドの詩人/作家です。そばには6キロのウォーキング・コースもあります。また、キャリックマクロス・ワークハウス博物館にも新しいビジター・センターができました。ワークハウスというのは昔の救貧院です。

 

 

ミース

2019年の5月に世界遺産のニューグレンジに行ったとき、ビジター・センターが改装中だったんですよね。500万ユーロをかけた改装工事が完了して再オープンしたようです。国内旅行推進ということで2021年は OPW (遺跡とかを管理する役所) の施設は無料で入れるらしいんですけど、予約は必要かもしれません。また、現在のところは密を避けるということで、ニューグレンジの中に入ることはできません。

 

アイルランド情報 人気ブログランキング - 海外生活ブログ