たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

ダブリンの道端の給油機

 

 

昨日のことですが、ダブリンの北部に写真と動画を撮りに行きました。ダブリンの北部はもう田園風景が広がります。地図を調べていると、30年近くダブリンに住んでいながら聞いたことのない地名がいっぱいありました。

 

ダブリン北部に行こうと思ったのは、グーグル・マップを見ていてクールキー (Coolquay) というヴィレッジにいい感じの廃業したニューズエージェントの建物を見つけたからです。次の写真のような感じです (2019年10月)。最近は廃業した店舗の写真をいろいろ撮影しているのです。

 

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行ってみると、この建物はすでにリノベーションが始まっていました。今はこんな感じになっています。

 

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リノベーション前の写真を撮りたかった私としては残念なのですが、この建物がまた新しく生まれ変わって活用されていくのは素晴らしいことと思います。

 

しかし、うれしいこともありました。クールキーに行く途中、ザ・ワード (The Ward) という地区で、使われていないまま放置されている給油機を道端に見つけたのです。私は道端にある給油機のレトロな感じがたまらないので、写真や動画におさめています。ダブリンにこうした給油機がまだ残っているのはびっくりしました。

 

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放置されていると書きましたが、この給油機はホワイト・ハウスというパブ兼ホテルの前にあるものなので、ある種の広告塔としておそらく意図的に放置されているものだと思います。表面はきれいに手入れがされていました。

 

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ガソリンの単位がガロン。値段表示がスターリングとペンスなんですよね。スターリングはイギリス・ポンドの別名ですから、イギリスで使われていたものを装飾品としてここに移植したのかもしれませんし、スターリングの表記をプント (punt: アイルランド・ポンドの別名) に直すのが面倒くさいのでそのまま使って、お客さんは出てきた金額をプントで支払っていたのかもしれません。私としては後者であってほしいのですが。

 

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この給油機を作った会社はギルバーコ (Gilbarco) というアメリカの会社。1870年創業の歴史ある会社です。長い間、エクソンの子会社で、当初はランプを作っていたそうです。エクソンは中国などの国でランプを無償で配り、オイルの消費量を増やそうという戦略をとっていたそうです。

 

ギルバーコはいまも健在で、給油機のほかに POS システムなどを製造しています。

 

これで道端の給油機の動画が 5 つほど集まりました。キルケニー方面にあと 3 つぐらいあるのがわかっているので、それも合わせて1つの動画にするか、今ある5つだけで動画にするか思案中です。

 

このほかに昨日行ったのは、ガリスタウン (Garristown) というヴィレッジとバリバハル (ballyboughal) というヴィレッジ。どちらも歴史のある町のようですが、新しめの住宅もたくさん建っています。バリバハルのブルー (Brew) というお店でお昼ご飯を食べました。

 

あと、ロールズタウン (Rollestown) というところにも行って、かわいい郵便ポストの写真を撮ってきました。

 

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