ミース県のケルズに行ってきました。ケルズの書で有名な街です。昔は北に向かう街道沿いにあったので通り過ぎることはありましたが、ある程度時間をかけて見て回るのは初めて。2010年ごろにバイパスが開通してからは、通り過ぎることもなくなっていました。
ケルズの書について改めて調べてみましたが、ケルズの書ができたのは西暦800年ごろ。書はケルズにおいて完成されましたが、制作にあたってはイギリスやアイルランドの他のコルンバ修道院からの貢献もあったようです (諸説あり)。コルンバさんはアイルランド出身の6世紀の修道僧で、スコットランドやイングランド北部でのキリスト教布教に大きな役割を果たした聖人です。
ケルズ修道院の跡地にあるラウンド・タワーがこちら。
それから、ハイ・クロスもいくつかあります。
今回、ケルズに行ったのは、ビア・マットをオンラインで購入したので、それを引き取りに行ったのです。アイルランドのビア・マットを500枚くらい集めて動画にしようと思っています。いま、450枚ぐらいは目途が立ちました。写真のビア・マット、まとめて20ユーロです。パブを経営するおじさんが売ってくれました。だいたい70年代のもののようです。
私がいろんな街に出かけたときに撮る題材がいくつかあるのですが、ケルズにもありました。
まず、ストリート・クロック。ラウンド・タワーというパブのもの
犬のフンの後始末をしましょうと呼びかける標識。この手の標識はユーモラスなものがよくあります。
しかし、歩道にペンキで書いてあるのは初めてみました。
道端の給油機。ガソリンスタンドというより燃料店という雰囲気。いなかにいくとたまに見かけます。特に農作業で使う軽油用の給油機が多いですね。
こちらは、Emo というチェーンの屋根があるので純粋なストリート給油機とは呼び難いですが、油を入れるために車を止める場所が公道なので、半ストリート給油機ぐらいでしょうか。
あと、小さな土産物店で古い絵葉書を買うのも楽しいです。
モーリン・オハラの胸像がありました。オハラのお父さんがこの街の出身だそうです。
最後はエドワード7世時代の壁埋め込み式郵便ポスト。