今日、アマゾンから本が届きました。最近は月に一回くらいの頻度で日本のアマゾンに注文しています。だいたい1回に200ユーロほど使います。
今回購入した本をご紹介します。
『ページをめくる音で息をする』藤井基二
尾道で古本屋さんを営んでいる若い店主さんのエッセイ集。
『古本屋的!東京古本屋大全』中山信如
東京古書組合機関紙「古書月報」の過去50年分から面白い記事をよりすぐったもの。最近は古本屋関係の本をよく読んでいます。単純におもしろいので。
『愛についてのデッサン』野呂邦暢
芥川賞作家による短編集。古書店を舞台に人間模様を描く。これも古本関係ですね。
『全国アホバカ分布考』松本修
これは昔から読みたいと思っていたのに読んでなかった本。「探偵ナイトスクープ」でアホとバカの境界線はどこかを探る回がありましたが、番組のプロデューサーだった松本がそのテーマを深く掘り下げて本にまとめたもの。
SF小説。長らく絶版で古書で高値がついていたのだが、今年になって復刊したと話題になっていたので買いました。メタヴァースという語を生んだ小説らしい。
『バスラーの白い空から』佐野英二郎
佐野は、人間魚雷の乗組員となるべく訓練を受けながらも出撃することなく終戦を迎え、戦後は商社マンとしてキャリアの半分を海外で過ごした。どこかで (どこだったか思い出せない) 激賞されていたので買いました。エッセイです。
『プカプカ 西岡恭蔵伝』中部博
70年代に活躍したフォーク歌手の西岡恭蔵の伝記。去年、近田春夫の書いた本を二冊ほど (『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』) 読んだのだが、昔の音楽シーンの話が懐かしくておもしろかったので、音楽の昔話系のジャンルから今回は発売されたばかりのこの本を買ってみました。
『失われゆく仕事の図鑑』永井良和・高野良平ほか
その名のとおり、昔は実在したけど現在は(ほぼ)なくなってしまった職業の図鑑。踏切り番、花売り娘、虫売り、流しなど。これも懐かし系の本か。
『物語昭和写真史』桑原甲子雄
昭和のストリート・フォトグラファー、桑原甲子雄の写真集だと思って買ったんだけど、実は回想録だった。それはそれでよし。最近私も町に出て写真や動画を撮っているので、その参考にと思って買いました。