今日の夕方、ミホール・マーティン首相から制限緩和に関する発表がありました。
土曜日の午前6時より、以下のように制限が緩和されます。
レストランやパブは通常の営業時間に戻ります。ナイトクラブも再開します。ソーシャル・ディスタンス (2メートル・ルール) も撤廃されます。テーブルの間を1メートルあける必要もなく、テーブルの最大人数を6人に制限する必要もなくなります。屋内のイベントで席に座っていなければならないというルールもなくなります。飲食店などに入るのにワクチン・パスポートを提示する必要も、連絡先を申告する必要もなくなります。
これまで、家庭を訪問できる世帯数が制限されていましたが、この制限もなくなります。結婚式の参加人数の制限もなくなります。
出勤については月曜日から段階的に通常に戻していくことになります。政府は労働組合や事業主の団体と対話する予定で、会社はどのようにすればいいか社員と相談することを奨励されています。最終的には 2 月末までに普通に戻すということになります。
海外旅行についてはコロナ・パスポートが必要です。ワクチン接種証明書またはコロナから回復した証明書がない人は、到着の72時間前以内に行ったPCE検査の陰性証明を提出する必要があります。
お店、交通機関、役所、空港、駅、港などでマスクを着用する必要があるというルールは2月28日まで残ります。
デイ・サービスなどの医療サービスや、介護施設などの居住施設には、制限なくアクセスできます。
学校やチャイルドケアで現在採用されているガイドラインについては、2月28日まで残ります。
パンデミック失業給付 (PUP) については、1月22日以降、新しい申し込みは受け付けません。PUP を貰っている人は、3月8日から金額が週208ユーロとなり、4月5日から通常の失業給付に移行します。
さて、スピーチにおいて、ミホール・マーティン首相は事務的な連絡事項だけでなく、国民に感謝し、国民を勇気づける言葉も話しています。
「暗い日に何度もこの場所に立った。しかし今日はいい日だ」「人々は、政府が必要以上に個人の自由に制限を掛けないことを理解してくれていた」「アイルランドはオミクロンの嵐を乗り切った」「春が来ている。これほどまでに春を待ちどおしいのは初めてのことだ」
ちなみにマーティン首相は今週末、どこかのパブで一杯やるそうです。バラッカー副首相は家で料理するそうです。