アイルランドの公衆衛生専門チームである国家公衆衛生緊急チーム (Nphet) は木曜日に会議を開き、飲食店の 8 時閉店という規制の終了、および飲食店でのCovid19 パスポートの提示義務の終了を提言することに決めました。ただし、海外への旅行にはCovid10パスポートはまだ必要です。
また、集会に集まる人数の制限や、家にゲストとして迎え入れられる世帯数の制限も撤廃することを提言します。段階的な職場への出勤再開も提言します。
残る規制は、店や交通機関でのマスクの着用。そして、学校などで採用されているガイドラインもそのまま残りそう。
今回、Nphet が提言する内容は、政府の予想を超えたものだったようです。つまり、予想以上に制限緩和のペースが速いということ。
また、劇場なども通常の収容人数までお客さんを入れることができるようになります。また、ナイトクラブに関する制限もなくなると見られています。
政府関係者によれば、主な未決事項は、いつ制限を緩和するのかということです。閣僚は金曜日に会議を開き、どの制限をいつやめるか決定をします。
飲食店の営業を8時に終了するという規制は、今週末にも撤廃されるかもしれませんが、政府は事業主に準備のための時間を与えたいとも考えているようで、この辺はまだ流動的です。
パブの業界団体もレストランの業界団体も当然のことながら今回の Nphet の提言を歓迎しています。どちらの団体も、もう金曜の夜から営業時間の延長を認めてほしいと訴えています。