パブやレストランの営業再開をどうすすめるかについて、今日 (月曜) 内閣が集まって議論するようです。
マーティン首相は、イギリスがやったような Covid-19の制限を一気に撤廃するような政策はとらないと発言しました。「注意深く」進めるということのようです。
今日の内閣の会議では、ワクチンを完全に接種したことをどう証明するかについての法案が話し合われます。
屋内飲食の再開はまだ正式決定していませんが、7月19日から26日の間になると見られています。
ワクチンを接種した大人と一緒であれば、子供も屋内飲食できる感じになるようです。
海外旅行に使うEUのデジタルCovid証明書を屋内飲食でも使えるようにするという計画のようです。さらに、次期はずれそうですが、PCR検査や抗原検査の陰性証明もおって利用できるようになるようです。
屋内飲食には1時間45分という時間制限が設けられる予定。ワクチン接種済みなのになぜ時間制限があるのか聞かれたマーティン首相は、「用心(Caution)」のためと答えています。
ワクチンを接種した人だけ屋内飲食できるようになると、ほとんどの若い層が締め出されることになることについては、「基本的に、人々を守ることを考えている。人々にCovidに感染してほしくないのだ」とマーティン首相は言っています。
マーティン首相は、「リスクの高い人はすべてワクチン接種が済んだ。人々にCovidにかかってもらおう」というようなUKの「成り行きにまかせる」方法はとらないと言います。
Covid-19は非常にタチの悪いウイルスであり、若い人にも大きなダメージを与えうるとマーティン首相は言っています。後遺症の残らない人もいるだろうが、10%には症状が長期にわたって持続するそうです。いわゆる「ロング・コビッド」というやつですね。
「出口は見えている。もうすぐ手の届くところに来ているのは間違いない。私は着実さが勝利を呼ぶと考えている」
アイルランド・レストラン協会は、月曜日に屋内営業再開のプランを最終決定することを歓迎しています。協会の会長さんは、「屋内営業再開までもう少しのところまできた。これにより18万人が職場に戻れる」としています。