昨日の木曜日から、ナイトクラブの営業時間が午前零時までとなりました。さて、ダブリンのナイトクラブはどうなったのか。。
シティ・センターのドリア・ストリート(D'Olier Street)にあるトラムライン (Tramline) には 950人のお客さんが詰めかけました。また、サウス・ウイリアム・ストリートのピグマリオン (Pigmalion) でも数十人が店の外に列を作っていたそうです。
トラムラインでは、この夜のチケットは、政府が午前零時の営業終了を発表する前に売り切れになっていたそうです。返金を求めたのは7人のみ。その7枚をもう一度売り出すと即座に買い手がつきました。
トラムラインのオーナーであるイアン・レドモンドさんによりますと、営業を再開した10月22日以降、チケットはすべてソールド・アウト。午前2時半閉店の最終日となった水曜のチケットは、1時間で売り切れになったそうです。
レドモンドさんは、政府はほんとうはナイトクラブが自主的に休業することを期待していたのではないかと思っています。それであれば、休業補償をする必要がなくなりますし、新しい規制を加えたとみられることを回避することもできるからです。
レドモンドさんは、お客さんはいつもより早く来て、長く店内にいてくれるだろうと考えています。早めにきたお客さん向けに食事を提供することも検討しています。
9時の段階で350人のお客さんが店内にいました。もちろん全員がワクチン接種済みです。ワクチン・パスポート必要ですから。
ただし客の年齢層が少し上のコッパー・フェイス・ジャック (Harcourt Street) では午後 9 時半になっても客が10人しかいなかったそうです。子供じゃないんだからそんな早い時間からナイトクラブになんか行ってられるかよ、ということでしょうか。
記事には若い人のインタビューも載っていましたが、午前零時に店が閉まれば、誰かの家に行ってハウスパーティーをするっぽいです。
アイルランドの虚構新聞であるウォーターフォード・ウィスパー・ニュースは、午前零時になると感染力が出てくるシンデレラ株という変異株が現れたと冗談ツイートをしていました。
BREAKING: Taoiseach Confirms New Cinderella Variant Only Infects After Midnight pic.twitter.com/bc9nrFD6Sy
— WWN (@WhispersNewsLTD) 2021年11月16日