たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

経済再開に向けて今週金曜からのルール変更が発表されました

昨日の火曜日に、経済再開プランが政府から新たに発表されました。パブやナイトクラブなどのナイト・エコノミーに関する制限がさらに緩和されますが、マスクなどの公衆衛生手段は来年の2月まで継続です。

 

www.irishtimes.com

 

今週金曜より、パブやレストランは通常の営業時間に戻ります。またナイトクラブも制限付きで営業が再開されます。

 

ナイトクラブの制限に関する詳細はまだ詰めている最中ですが、ワクチン証明書、コンタクト・トレーシング・データの収集、マスクの着用 (飲食している場合は除く) などは残るようです。踊るときはマスクしたままということなんでしょうか。

 

宗教的な儀式 (ミサなど) や結婚式の人数制限はなくなります。また、通勤の再開も計画通りに段階的に進みます。

 

ヴァラッカー副首相も認めていますが、コロナの状況は期待したほどはよくなってないんですね。2、3週間前から感染者数や入院者数は増えています。デルタ株のピークもまだ終わっていないという見方のようです。「パンデミックはまだ終わっていない。終わったと言うまでには、少なくともあと一冬越さなければならない」。

 

変更の概要をまとめますと、以下のようになります。

 

・レストラン等での屋内飲食や屋内イベントではCovid証明書の提示が引き続き必要

 

・ソーシャル・ディスタンスやマスクの着用に関する規則は今週末以降も同じ

 

・テーブル・サービスのみ (立っての飲食はだめ) OK。1つのテーブルに大人10人まで (子供を含めて15人まで)

 

・コンタクト・トレーシング・データの収集は続行

 

・屋内の音楽・演劇・エンターテイメント・スポーツのイベントでは、座席を用意すること (自分の席で立つのはOK)

 

・ナイトクラブなどの特定業種の規定は別途設定する

 

・屋外イベントではCovid証明書の要件と人数制限はなくなる

 

・ワクチン接種した人としていない人が混じる屋内イベントでは、6人までの塊となって行動すること

 

・屋内・屋外ともにグループ・アクティビティの人数制限はなくなる

 

・宗教儀式や結婚式での人数制限はなくなるが、その他の公衆衛生規定は残る

 

・職場への復帰は段階的に続行

 

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昨日のテレビのニュースを見ていると、今回の発表にはちょっと曖昧な部分があると特にパブ業界の団体の人が不満そうでしたね。ナイトクラブではダンスできるのに、パブでは立って飲むどころかカウンターでのサービスもできないのか、みたいな。

 

 

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また、60歳~79歳の人向けのブースター・ワクチンの注射は11月初めから始まるようです。70歳以上の人はGPで、60歳以上の人は大規模接種センターで受ける可能性が高いとのこと。ただ、2回目の接種から6か月たっていない人は、6か月たつまで待つ必要があります。200万回分のファイザー・ワクチンのストックがあるので、供給については問題はないとのこと。

 

これまでに、ブースターを接種している人は、80歳以上の人、65歳以上で介護施設で暮らしている人、そして既往症のある人です。既に10万人以上がブースターを受けています。

 

医療関係者のブースター・ショットについてはまだ決まっていなくて、Niac (国家免疫諮問委員会) の提言を待っているところ。政府としては早く打ちたい感じですね。

 

 

 

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