アイルランドの 50 代の人にいつブースター・ワクチンの接種を開始するかが今週決まります。50代の人は約 40 万人いるそうです。
おそらく最初は予約制によるワクチン・センターでの接種となる予定。2 回目のワクチンをうってから 5 か月以上たっていることが条件です。その後、予約なしでうてるようになります。
開始はおそらく 12 月中旬。ただし、HSE のワクチン担当者はもう少し早めることを主張しているようです。
また、5 歳から 11 歳までの子供に最初のワクチンをうつ計画については、HSE は国家免疫諮問委員会 (NIAC) のガイダンスを待っています。40 代の人へのブースター・ワクチンと、子供への最初のワクチンと、どちらに優先順位を置くかが議論されているようです。
学校でのマスク着用については、先週、3 年生以上でマスクを着用しない生徒は登校を拒否されるとガイダンスが変更されました。呼吸困難などでマスクを着用すべきでないという医者の証明書がある人や、自分でマスクの取り外しができない障害のある生徒は免除されます。
このガイダンスについては今朝、明確化するために補足のアドバイスが発表されました。
まず、マスクを着用していない生徒を初回から学校は拒否すべきではないということ。学校や親と話し、解決しない場合は文部省の調査官に連絡するという段取りになります。
また、マスク着用が適切ではないと学校と親が合意した場合は、医者の証明書も必要ありません。
難聴の子供のコミュニケーションに支障が出る場合は、マスクではなくフェイス・シールドの着用を検討してもよいことになりました。その辺の判断は学校にまかされます。
長時間マスクを着用することは子供にとって苦痛になりうるので、外に出てマスクを外せるような休憩時間を定期的にとることが推奨されています。
体育の授業のときはマスク着用の必要はありません。体育の授業は天気がよければ屋外で、そうでなければ換気のいい屋内で、ということです。
歌を歌うときや楽器を演奏するときはマスク着用の必要はありません。ただし、ソーシャル・ディスタンスを遵守する必要があります。
3 年生以上と 2 年生以下がまじって授業を受ける場合は、3 年生以上のみがマスク必須となります。
言うまでもないかもしれませんが、飲食する際はマスク着用の必要はありません。ただし、自分の机で飲食する必要があります。