昨日の火曜日、今後のロックダウン緩和計画が首相から発表されました。
マーティン首相は、今回の緩和を発表したスピーチにおいて、ウイルスを抑えるための国民の取り組みを褒めたたえ、「アイルランド人は科学に対する敬意と信頼」を示したとしています。また、コロナをゼロにできる見込みはないだろうという見方も示しました。
具体的には以下のようなロードマップになります。
9月1日(水)
公共交通機関は定員の100%の乗客を乗せることができます。つまり人数の点では普通に戻るということ。久しぶりに別のお客さんが隣に座ることになります。マスクの着用は必須。
9月6日(月)
音楽イベントやスポーツ・イベントは以下の条件で開催可能になります
- ワクチン接種済みの人が対象の屋外イベントは、定員の75%まで入場可能
- ワクチンを接種していない人も入場する屋外イベントは、定員の50%まで入場可能
- ワクチン接種済みの人が対象の屋内イベント(映画や演劇も含みます)は、定員の60%まで入場可能
その他
結婚式でライブ演奏してもよくなる
9月後半に試験的にナイトクラブのイベントを行う
聖体拝領式と堅信礼もOK
宗教的儀式は定員の50%までOK
バス・ツアーも定員の50%までOK
外部の客を入れてのカンファレンスや見本市もOK
屋内の音楽イベントではお客さんは座っていること
結婚式の参加人数の制限 (100人)は10/22まで緩和されない
9月20日(月)
段階的なオフィス出社の再開
ビンゴやダンス教室の制限緩和
10月22日(金)
残っているほとんどの制限がなくなります。つまり以下のような制限がなくなります。
物理的なソーシャル・ディスタンス
屋外やプライベートな屋内でのマスクの着用
屋内や屋外のイベントやアクティビティでの人数制限
宗教的な儀式や民間の式典に関する制限
個人の家や庭で集まることのできる人の数の制限
アクティビティやイベントでのワクチン証明書の提示 (海外旅行は除く)
高リスクのアクティビティの制限 (ナイトクラブなど)
10/22以降も残る制限
症状が出た場合の自己隔離
医療施設、店舗内、公共交通機関でのマスクの着用