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ワクチンを打たない人に理由をきいてみた

 

 

アイリッシュ・タイムズ紙がワクチンを打たない人にその理由を投書してほしいと呼びかけたところ、2日間で250もの回答が集まりました。

 

同紙は、専門家の意見とともにその回答を紹介しています。専門家は、UCCのワクチン研究者であるアン・ムーア教授とボーモント病院の感染症コンサルタントであるオーエン・デバラ教授です。

 

ちなみに私はワクチン接種済みです。

 

www.irishtimes.com

 

 

ワクチンを打たない理由には次のようなものがあります。

 

1. 健康なので、重症化する可能性の少ない病気のワクチンを打つ必要を感じない

専門家: ワクチン接種を先延ばしにすることは、感染のリスク、およびウイルスを他者に感染させるリスクを高める。ウイルスを野放しにした状態が続くと、変異株が生まれる可能性が高くなる。ウイルスのまん延を防ぐ最も効果的な方法は、あらゆるところでできるだけ早くできるだけ多くの人にワクチンを接種することである。

 

 

2. ワクチン接種計画を強制的だと感じている

専門家: こうした施策は、新しい医薬品の導入時には一般的なことである。つまり、シートベルトの着用、速度制限、運動、喫煙や飲酒などと同様に、さまざまな行動が健康に与える影響について人々に対してアドバイスが提供され、個人的および社会的メリットのある選択をするように奨励される。

 

 

3. 既にCovid19に感染して治癒済みであり、自然免疫はワクチンと同じくらい強力だと考えている

専門家: 自然免疫の問題点は、それを達成するのに時間がかかることとその効果の持久性。多くの人に一気に感染させるのは実際的にも倫理的にも不可能。医療サービスがパンクしてしまう。ウイルスのまん延を防ぐには、迅速なワクチン展開が必要。これにより、変異株の発生を抑えることができる。

 

 

4. Covid19のワクチンは緊急用に承認されたのであり、長期的な安全性と効果については十分な研究がなされていない

専門家: Covid19のワクチンは史上最も研究されたワクチンである。47億回分のワクチンが既に投与されており、膨大なデータが集まっている。このワクチンを承認した欧州医薬品庁の厳しい基準と独立性により、安全な医薬品のみが使用を承認されるようになっている。

 

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5. 副反応、特に妊娠にどのような関係があるのかわからないのが怖い

専門家: mRNA ワクチンは、そのメカニズムからいって、生殖器官に入ることはない。体内に残らないし、遺伝子を書き換えることもない、妊娠や月経サイクルに影響を与えるというエビデンスもない。妊娠中にCovid19に感染するリスクは存在する。胎盤からウイルスは発見されており、死産の原因となりうる。ワクチン接種を受けた母親から生まれた子供に関する長期的なデータはまだないが、mRNAは胎盤には入らないので、生物学的にダメージが発生するということは考えられない。

 

 

6. ワクチンは製薬会社がお金を儲けるための手段にすぎない。

現在、医薬品開発の世界的システムは民間企業が主導し、規制機関がきびしいチェックを行う。完全とはいえないまでも、安全で人の命を救うような治療方法を産み出し続けている。こうした見方の大きな原因の1つは、組織や政府への不信感。自分や家族を守るために、情報をよく吟味する必要がある。

 

 

7. ワクチンの供給が不平等であることに憤りを感じる

ワクチンの提供において各国の間に不平等があり、パンデミックを終わらせるためには世界中の人々にワクチンを提供する必要がある。ワクチンが提供されている国で接種を辞退しても、それがワクチン提供が遅れている国にワクチンが届くわけではない。

 

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