たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

ワクチン接種: 30代ももうすぐ登録可能。薬局での投与も始まる。

 

 

アイルランドでは遂に今週末または来週あたりから30代の人がワクチン接種の登録をできるようになりそうです。30代の人にはファイザー/ビオンテックまたはモデルナのmRNAワクチンが投与されることになります。

 

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ここ数週間、ワクチンの供給量がかなり増えていまして、この状況は6月いっぱいは続きそうです。政府筋によりますと、7月以降もmRNAワクチンを中心にうっていきたいみたいです。やっぱり、効果の点でも安全性の面でも、mRNAワクチンの優位性が見えてきていますものね。1回目にアストラゼネカのワクチンを打った人には2回目もアストラゼネカが使用されます。

 

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また、今週から薬局でも注射してもらえるようになります。50歳以上の人でまだワクチンを打ってない人は、近所の薬局に行って打ってもらうことができます。オンラインで登録する必要はありませんが、薬局で予約する必要があります。すべての薬局で注射してくれるわけではないのでご注意を。リストは HSE の Web サイトに掲載されています。

 

薬局協会の調べによりますと、最終的に全国で約800の薬局がこのプログラムに参加するのではないかとのこと。1045の薬局がHSEの承認を受けたのですが、50歳以上の人が地域にあまりいないので参加しないことに決めた薬局もあるようです。未使用のまま期限切れになってしまうことを心配したみたいですね。

 

薬局協会の事務局長、ダラ・オラクランさんによりますと、薬局はワクチン接種の「スイーパーの役割」を果たすのだそうです。これはうまい言い方ですね。メインの接種プログラムからこぼれた人を拾っていくというイメージでしょうか。

 

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薬局での接種できるようにするということを政府が決めたのは昨年12月のこと。ただ、HSEがGPやワクチン・センターでの接種に焦点を合わせたこともあって、今週からの開始となってしまいました。ほんとうなら数か月前から始めることも可能だったのに、とオラクランさんは残念がっています。

 

薬局は近所にあるし便利だということで、一般の人も歓迎する人が多いようです。

 

ラクランさんによりますと、去年、インフルエンザのワクチン注射の4分の1は薬局で行われていたそうです。もっと早い段階で Covid 19のワクチンも打てるようになっていれば、同じぐらいのレベルで薬局も責任を担うことができたのに、ということらしいです。

 

ワクチン接種で国から薬局に支払われる金額は GP と同じで、ワクチン1回ごとに25ユーロ、プラス患者1人あたり10ユーロです。

 

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