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J&Jのワクチン承認、アストラゼネカ・ワクチンの制限も緩和

 

 

昨日 (月曜) の夜、アイルランドの国家免疫顧問委員会 (NIAC) がジョンソン&ジョンソンのワクチンを認めることに決定しました。また、アストラゼネカ・ワクチンの年齢制限も緩和されます。これにより、アイルランドのワクチンの迅速な展開が可能になります。

 

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J& Jのワクチンは今週中に投与が開始されるそうです。対象は基本的に50歳以上。J& Jのワクチンは1回打つだけで大丈夫です。アストラゼネカ・ワクチンも現在の60歳以上から50歳以上に年齢制限が引き下げられます。

 

 

また、妊娠した女性には優先的にワクチンが提供されることにもなりそうです。

 

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妊娠14週から36週の妊婦さんには、医師との相談に上で mRNA ワクチン (ファイザー/ビオンテックとモデルナ) を接種してもらうというものです。

 

 

上に書いたように、昨日 J&Jのワクチンが承認されたばかりですが、今日になって、今月届くJ&Jのワクチンは半分になってしまうという話が出てきました。今月届く予定分は26000回分と少数なので、それだけだったらインパクトは小さいですが、影響が出るのが今月分だけかどうかはまだわかっていないそうです。

 

 

J&JはアメリカのEBS (Emergent BioSolutions) という会社を下請けにしてワクチンを製造していたのですが、そこがチョンボをやってアストラゼネカの原材料と混ぜちゃうという事故があったんですよね。1500万回分を廃棄処分にしたそうですよ。その影響のようです。

 

 

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J&J のワクチンは基本的に 50歳以上ですが、他のワクチンが利用できない人や、連絡しにくい状況の人には50歳以下でも打ってもよいとなっています。これはわかりにくい表現ですが、ホームレスの人などは 2 回目の注射に戻ってこないなどという状況も考えられるので、1回で済むJ&Jを利用可能にしているという面があるそうです。

 

 

あと、J&Jは普通の冷蔵庫で何か月も保存できるので、GPでも投与が可能になります。

 

 

アイルランドにコロナ・ウイルスが上陸してからほぼ1年が経ったわけですが、コロナに感染したと診断された人はこれまで240,000人、亡くなった方は4800人超だそうです。

 

 

 

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