ワクチン接種から48時間ほど経ちました。昨日は少し倦怠感がありましたが、生活に支障が出るほどではなし。今日はもう全然普通に戻っています。
昨日から小売店がオープンしました。さっそく私も町に出て、本屋によって本を買ってきました。たまたま見かけた『Whiskey Burn: The Distilleries of Ireland by Vespa』という本です。ベン・バードソール (Ben Birdsall) という作家/アーチスト。ヴェスパに乗ってあちこちを回る旅行記をシリーズで出版されています。今回は、アイルランドのウイスキー蒸留所を回った記録です。写真もいっぱいあって楽しそう。
さて、今週から45~49歳の人がワクチン登録できるようになるそうです。50代と同様に段階的に登録が可能になるそうで、とりあえず明日は49歳の人が登録できます。
ここ数日、HSEのITシステムがサイバーアタックを受けて、医療が混乱しているのですが、ワクチンの登録システムは新しいシステムだそうで、攻撃の影響は受けてないそうです。
これまでで、既に大人の5分の2が少なくとも1回の接種を済ませました。先週はワクチン接種回数が過去最高に達し、1日に5万回の注射した日もあったそうです。
現在 Covid で入院している人は110人。ICUに入っている人は42人です。
また、子供に対するワクチンをどうするか、という議論が起きているようです。WHO は、先進国は子供にワクチンを打つのをちょっと待ってくれ、その分を発展途上国に回してくれと呼びかけているようです。
ファイザー/ビオンテックは16歳以上、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンは18歳以上で治験しているので、この年齢以上の人が打つことは当局に承認されています (アストラゼネカとジョンソン&ジョンソンは血栓ができる問題があるので、国によっては年配の人にのみ投与)。これらの会社はより若い世代にも現在治験を行っており、カナダとアメリカは12~15歳へのワクチン投与を承認。EUも来月初めに同じような承認を出すものと見られています。
子供にワクチンを与えるべきかどうかというのは大きな議論になっています。子供はほとんど重症化しないのだからワクチンは必要ないのではないかという人もいれば、重症になる子供も少数ながら存在し、大勢の人がワクチンを打てば集団免疫という観点からコミュニティ全体を守ることになると主張する人もいます。
さらに、貧しい国で医療の最前線で働いている人や既往症のある人がまだワクチンを打っていないのに、健康な子供にワクチンを打つのはどうなのか、という道徳的な議論もあります。