パンデミック後の経済復興計画について政府から今日 (火曜日) 発表がありました。総計36億ユーロのパッケージになるようです。
ミホール・マーティン首相は、「雇用主導の回復」を実現するとしており、1960年代に首相を務めたショーン・ルマスの「社会的発展と経済的発展は連携して進めなければならない」という言葉を引用しました。
具体的には、パンデミック失業給付 (PUP) は7月から新しく申請することはできなくなります。また、9月初めから週あたり50ユーロ、カットされます。その後、数か月にわたって3段階で徐々に減額されていきます。
現在最高額の350ユーロ/週を貰っている人は9月から300ユーロに、300ユーロもらっている人は250ユーロに、250ユーロもらっている人は求職者給付と同じ203ユーロをもらうことになります。
雇用主に雇用維持のための給付金を至急する緊急賃金補助スキーム (EWSS) は、9月末まで現在の状態で継続します。その後、給付金額が変更されて、年末まで続けられる予定です。
また、デジタル産業や環境産業で 50,000 人が職業訓練を受けられるようになります。
現在、宿泊/飲食業では、VAT (消費税) に 9%の特別軽減税率が適用されるのですが、これは2022年9月まで延長されます。
また、家を持つ人が改装するために、低金利のローンを提供することが計画されています。
また、環境およびデジタル業界に大きな投資が行われるようです。たとえば、コークに新しい通勤用鉄道が建設される予定です。リムリック、ゴルウェー、ウォーターフォードにも同様の鉄道が将来的に敷設されるようです。