アストラゼネカもブースター・ワクチンの臨床検査の結果を世界各国の当局に提出するようです。
同社によりますと、ブースターを打つことにより、オミクロン株だけでなく、ベータ、デルタ、アルファ、ガンマ株への抗体が増えたそうです。これはもともと打っていたワクチンがアストラゼネカのものでも、 mRNA (ファイザー) のものでも同じです。
ただ、抗体の増え方でいうと、やはりモデルナやファイザーのものの方が、アストラゼネカのものより大きかったようです。したがって、モデルナやファイザーのブースターが供給不足で手に入らないときの次善の策としてアストラゼネカのワクチンは使われるということでしょうか。
アイルランドでブースターとして使われているのはモデルナまたはファイザーのワクチンです。
話は変わりますが、パンデミック失業給付 (PUP) を貰っている人は先週8700人ほど増えて、合計75648人になりました。政府が先週支払ったPUPの合計額は1930万ユーロとなっています。
PUPをもらっている人が一番多いのはやはりサービス業 (飲食) で16098人。次が小売業で12207人、続いて事務職が8000人ほどです。
PUPの申し込み受付は昨年12月7日に再開されました。働いていた時にもらっていた給料に基づき、週に150ユーロから350ユーロが支給されます。
これに加えて、感染者または濃厚接触者として自己隔離をしていて欠勤しなければならない人に支払われる拡張疾病給付を受けたのは25000人でした。