たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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今年のエレクトリック・ピクニックは開催できるのか? ほか

 

 

エレクトリック・ピクニックは 2004年以来、アイルランド・リーシュ県のストラドバリーで開催されている野外コンサート。毎年 8 月の末か 9 月の頭に 3 日間かけて行われます。去年はもちろん中止になりました。

 

www.irishtimes.com

 

このイベントを主催しているのはフェスティバル・リパブリックというイギリスのプロモーター。イギリスでもレディング&リーズ・フェスティバルという野外イベントを企画・運営しています。この会社はイギリスの会社なんですけど、もともとはアイルランド出身の人が設立した会社です (当時の名前はミーン・フィドラー)。

 

イギリス政府はすでに「ワクチン接種プログラムが完了すれば、Covid-19に関連する制限を 6 月 21 日にすべて解除する」と発表しています。イギリスでは人口の 3 分の 1 が接種を完了しています。

 

フェスティバル・リパブリック社のマネージング・ディレクターであるメルヴィン・ベン氏は、BBCラジオのインタビューに答えて、イギリス政府のゴー・サインがあれば、レディング&リーズ・フェスティバルは 8 月末に予定どおり開催する、としています。メイン・アクトとして、ストームジー、ポスト・マローン、リアム・ギャラガーがすでに発表されました。

 

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ウチの近所にあったストームジーの壁画

 

さて、アイルランドの方は、すべての成人へのワクチン接種を「9月までに」完了するとしています。ただし、レオ・バラッカー副首相は、このスケジュールを前倒しすることに希望を持っているとされています。

 

去年のチケットを購入した人は、そのままそれを今年のフェスティバルに使えるそうです。

 

 

さて、話は変わりますが、2 日ほど前に日本の話題もアイリッシュ・タイムズ紙に掲載されていました。コロナの PCR キットの自動販売機が登場したという話です。ロイターの配信記事。

 

www.irishtimes.com

 

記事はこのように始まります。「日本では、便利さは王様であり、Covid-19 の検査を受けることはたいへん不便である。その解決策の1つとして、東京におけるさまざまな日常必需品と同様に、PCR もつつましやかな自動販売機となった」

 

記事によりますと、レイクタウンたけのこ耳鼻咽喉科というところが東京都市圏に7台の自動販売機を設置したそうです。各自動販売機には最大で 60 の PCR キットを入れておくことができ、値段は 4500 円。購入者は唾液を採取して検査機関に送るという仕組みだそうですね。けっこう人気があって、1 日に 2 回もお金を回収に回らないといけないことがあったとか。

 

PCR を受けたい人が受けられるようにするというのはいいことなんでしょうが、PCR 検査の信頼性とかいろいろな問題はあると思うんですよね。記事にはその問題点については触れられていません。

 

まあ、軽く読み流せるエキゾティックな暇ネタというところでしょうか。添えられている写真がまたねえ。ひと昔前のサイバーパンクみたいじゃありませんか。

 

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