たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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オミクロン株を受けての入国制限

 

 

南アフリカで見つかった新たな変異株はオミクロン株と名付けられました。イギリスではさっそく新しい感染防止手段が発表されました。アイルランドでもイギリスにならう部分が多いようなのでイギリスの手段について概要をまとめます。

 

www.irishtimes.com

 

イギリスでは既にオミクロン株の感染者が 2 人見つかりました。それを受けて、UK への入国者の全員に PCR 検査が義務付けられることになりました。到着から2日目までに PCR 検査を受け、陰性の結果が出るまで自己隔離する必要があります。オミクロン株に感染した人と濃厚接触した人は、10日間自己隔離する必要があります。

 

また店や公共交通機関でのマスクも強制になります。ブースター・ワクチンの接種対象を広げることも検討しています。これらの手段は 3 週間後に見直される予定。

 

オミクロン株については大騒ぎになっていますが、今の段階では、感染力が強い可能性がある、およびワクチンが効かない可能性がある、ということであって、まだそうであると決まったわけではありません。

 

イギリスのレッド・リストには、南アフリカボツワナレソトエスワティニ (旧スワジランド)、ジンバブエナミビアのほかに、マラウイモザンビークザンビアアンゴラが加わりました。これらの国に 10 日以内に行ったことのある人 (イギリスまたはアイルランドの居住者を除く) はイギリスへの入国を拒否されることになります。入国を許された人は 10 日間の自己隔離が必要となります。

 

ヨーロッパでオミクロン株が見つかったのはベルギーが最初でイギリスが 2 番目。イギリスで見つかった 2 人の旅行履歴とかはまだ明らかになっていません。

 

いろいろと不安は募りますが、ボリス・ジョンソン首相は「今年のクリスマスは許面のクリスマスよりもずっと良いものになる」ことに自信を持っています。

 

www.irishtimes.com

 

また、今日の土曜日、ダブリンでは Covid に関連する制限やワクチン証明書に反対するデモが開かれました。数千人が参加したそうです。スピーチしたレイチェル・ニ・フォーランさんは、ワクチン接種していない人はワクチン接種した人よりも特にリスクは高くないと主張しています。彼女は Covid 証明書や “新しいマイノリティ” (ワクチン接種していない人) に対する差別の奨励に反対するとしています。まともな民主社会では “無理強い” (coersion) は容認できないということのようです。ワクチンを接種していない人に対するヘイト・スピーチは日常のこととなり、急速に増えていると主張しています。また、9 歳以上の子供にマスクを強制しようという動きがあって、それに反対している人もいるようです。

 

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