今回のロックダウン規制はいちおう4月6日までという予定なのですが、その後どうするか、という話が政府筋から色々出てきています。
手短に言えば、大幅な解除はないということ。6週間ごとの単位で考えているようですので、5月23日までは少なくとも今とあまり変わらない状況が続くということです。
緩和されるのではないかと言われている分野は、例えば老人ホームへの家族の訪問。5kmの行動制限も緩和されるのではないか。それから、学校・保育の制限緩和もこれまで言われていたとおりに行われるのではないか。小売店での「クリック・アンド・コレクト」(ネットで注文して店まで取りに行く)サービスも復活するかも。
また、レオ・バラッカー副首相は、今日の朝のラジオ番組に出演して、今年の夏は国内でホリデーを過ごすことを考えてください、とのこと。
また、ワクチン接種の計画も予定どおりに完了できる可能性は高いと考えているようです。つまり、6月末までに成人の80%が接種を完了し、9月末までに16歳以上の接種を完了するということ。現時点で若干の遅れが出ていることは認めています。原因はアストラゼネカの供給が遅れていること。
ワクチンを接種した人に対しては制限を緩和する案についてはどうかと聞かれると、検討はするとのことですが、欧州疾病予防管理センターの意見では、それはリスクが高すぎるし、現在のところはそういう手段が講じられるほど多くの人が接種を受けているわけではないそうです。予防接種は重症化や死亡を回避するには役立つけれど、人にウイルスを移すおそれはまだある可能性が高いそうです。
自由に海外旅行できるかどうかについては、入国者の強制的な隔離措置をまず整える必要があるし、今年の夏には無理だろうとのことです。
あと、デンマークがアストラゼネカのワクチンを2週間中断したというニュース。血液が凝固する症状を示した人がいたとか。オーストリアも中断。特定のバッチの使用を停止しているということらしいです。これはちょっと心配。調査結果が待たれます。
しかし、散髪屋さんは4月末か5月下旬まで開かないらしい。12月に緩和されたときに行きそびれたので髪の毛伸び放題なんですよ。早く散髪したい。