たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

久しぶりの散髪と久しぶりの Blas Cafe

散髪に行ってきました。ロックダウンが始まったのが 3 月下旬。それが、そろそろ散髪に行こうかなあ、と思っていた頃だったので、たぶん 5 か月ぶりの散髪ですね。

 

5 月の頃は、「いま一番したいことは何ですか」と聞かれたら、絶対「散髪」と答えたと思うぐらい髪の毛が鬱陶しかったんですが、6 月ぐらいになると、なぜかもう一生散髪に行かなくても大丈夫なような気になっていました。悟りを開いたというやつでしょうか。

 

ただ、見た目は見るからにみすぼらしくて、貧乏くさかったです。

 

どこの床屋に行くかは決めているわけではないんですけど、最近よく行くのはパーネル・ストリートにあるパーネル・バーバーです。なぜ行くかというと、いつも空いているからです。基本、お客さんが誰もいなくて、行くとすぐに刈ってくれます。

 

なんだかあまりやる気のなさそうな大柄なおじさんが一人でやっています。店内もがらんとしています。椅子もビニールレザーがよれよれになっています。ただ、腕は確かなんですよ。仕上がりは私の思ったとおりになります。しかも仕事が早い。ちゃちゃっとやって終わります。

 

こういうのって、時間をかけた方がうまいとかそういうんじゃないんですよね。仕事ができる人は仕事も早いし、手離れが早い。

 

それで、何で空いているかというと、お店が陰気臭いという理由のほかに、ちょっと値段が高いんです。ドライカットで15ユーロ。ほかは、だいたい12ユーロぐらいですからね。でも、仕上がりには満足ですから。

 

だいたい今は散髪屋さんや美容師さんはマスクかフェイスガードしてますけど、ここのおじさんは特になーんもしてなかったです。

 

それから、こちらも久しぶりですが、ブラス・カフェ (Blas Cafe) にも 4 か月ぶりぐらいでお昼ごはんを食べに行きました。

 

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パーネル・ストリートのシネワールドの角を曲がったキングズ・インズ・ストリート (Kings Inns Street) にあります。

 

ここは、食事もおいしいし、コーヒーもおいしいしで、シティー・センターでお昼にサンドイッチなどの軽食を食べるなら、私はここが一番ですね。土日もやってますので、ぜひどうぞ。(7/11追記: 当面、日曜と月曜は休業だそうです。)

 

私は飲食店に行くと割と同じものを頼む方なんですけど、ここで私がいつも食べるのはチキン・チポトレ・サンドイッチです。カウンターで注文するのですが、注文取る係の人が他のことをしてたので、ちょっと待っていたところ、オープンキッチンで仕事していたシェフの人が、私の顔を覚えてくれていて、「チキン・チポトレ?」と先に注文を受け付けてくれました。こういうのは嬉しいです。

 

チポトレ (Chipotle)は、チリペッパーの一種で、それを使ったピリ辛系のソースってことですね。読み方は「チポートレイ」みたいな感じで、「ポー」にアクセントがあります。

 

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ちょっと写真の撮り方が良くなかったですね。サンドイッチの片方は立てて、具が見えるようにすればよかった。

 

サンドイッチが 8 ユーロ。カプチーノが 3 ユーロちょっとです (正確な値段を忘れました)。パンデミックの前は陶器のお皿で出してくれていたのですが、いまは衛生的な理由なのか人手的な理由なのか知りませんが、使い捨ての容器が使われています。容器はすべて堆肥にすることが可能 (compostable) だそうです。

 

お店の中は、ソーシャル・ディスタンシングということで、テーブルは間引きされて置かれていました。

 

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