少し前にダブリンの一人秋葉原であるところの Peats が閉店した話を書きましたけど、オーナーの気が変わってパーネル・ストリートの旗艦店だけ再オープンしました。先週、ふらっと入ってみたら、レトロ調のレコード・プレーヤーが置いてありました。
ちょうど CD プレイヤーが壊れたところで買わないといけないと思ってたし、値段も手ごろだったので、昨日買ってきました。ちょっと嬉しい。
これが蓋をあけてない状態。
蓋をあけるとこんな感じ。ポーグスのピクチュア・レコードを載せてあります。
向かって左の側面には CD プレイヤーも付いてます。これもマットな金属を使ってヴィンテージ感を出しています。
カセットも再生できます。向かって右の側面です。
プレイ・ボタンとかが付いてないのでどうするのかな、と思ったら、カセットを入れると自動再生するのです。ボタンが 1 つしかないのですが、半押しすると早送り、奥まで押し込むとエジェクトです。巻き戻しはできません。
見た目はがっしりしていますが、ツマミはぐらぐらしているし、カセットを取りだすときにターンテーブルごと揺れるしで、作りは繊細です (よく言えば)。
私は LP レコードをいまだに 40 枚ぐらい持ってるんですが、約 20 年ぶりぐらいに何枚か聴いてみました。思ったのは、片面の演奏がすぐに終わってしまって、頻繁にレコード裏返したり、取り替えたりしないといけないなー、ということw
CD やカセットも音を鳴らしてみたんですが、量産型の CD プレイヤーとはやっぱり違うんですよ。私は音質とかは全然わかりませんが、生っぽいというか、人間っぽいです。朗読のカセットを掛けると、木の箱の中でほんとに誰かがしゃべってるような気がします。
この手のレコード・プレイヤーは結構売れてるらしくて、先週 Peats に行ったときは 6 台ぐらい在庫があったのに、昨日は既に 2 台しか残ってなかった。父の日を間に挟んだせいかもしれないけど。129 ユーロ。