年末に友と銚子に旅行に行ったのだった。しょうゆ工場を見学して、銚子電鉄に乗ったのだった。銚子のおばさんはみんなキップがいい。土産物屋さんでも、喫茶店でも、資料館でも、電車の中でボランティアで観光案内してるおばさんも。放っておくといつまでもセールスピッチを繰り出してくる。そしてそれに嫌味がない。銚子電鉄ブームで若い人が結構来るようになって、元気が出てるのかもしれない。そうだとしたら若い人はやっぱり偉大だ。らき☆すた神社も凄いことになってるらしいし。
最後、電車に乗るまでに時間があったので、駅前の定食屋さんに寄った。ここの店番は昔は海の男であったであろう日焼けしたガタイのいいおじさんだった。船に乗ってた頃は「板子一枚下は地獄だぜー」と言いながらブイブイいわせてたような。友と刺身を食べようかみたいな話をしていると、おじさんが「刺身？ 刺身だったら刺身盛り合わせにしときな。刺身盛り合わせね」と提案してきたのだが、私は刺身定食の方が安かったので「んー、刺身定食。。。」というと、「刺身定食？ 刺身盛り合わせだろ」ということで刺身盛り合わせをいただいてきました。やっぱり海の男の強引さには敵わないや。
