たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

フィブスボロのおしゃれ化が止まらない

フィブスボロ (Phibsborough) というのは、うちから歩いていける距離にあるダブリンの地域の名前です。

 

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まったりとした下町風情が漂う昔ながらの街並みですが、時代の流れから取り残されたような雰囲気もあります。

 

こんな感じ。

 

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写真中央から右奥にかけての平屋の商店街が、フィブスボロの中心となっているショッピングセンターです。やはりちょっとくたびれた感じがします。

 

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この 1960 年代にできたショッピングセンターを 5000 万ユーロ (約 60 億円) かけて再開発しようという計画が進んでいます。

 

売り場面積は 3 倍となるほか、学生向けのアパートなんかもできるそう。

 

上の写真の右奥に見えるコンクリートむき出しのビル。

 

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ダブリンで一番醜い建物と呼ばれることもあるそうですが、これは立て壊しはしないものの、全面的に化粧直しが施されるようです。

 

再開発後の CG イメージがこちら。

 

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いやあ、確かにモダンですが、こんなにピカピカになっちゃうと、これはこれでさびしい気もいたします。

 

フィブスボロはダブリン 7 区にあるわけですが、このあたりは DIT (という大学) のキャンパスがオープンしたり、LUAS (というライトレール鉄道) が延伸してきたりで、シティーセンターに近いこともあって、ちょっと人気が出てきてるエリアなんですね。

 

最近 (ここ 1 年くらい)、新しいカフェが 2 件たて続けに出来て、どちらも行列ができるような繁盛ぶりです (フィブスボロに住んでる S ちゃんに教えてもらいました)。

 

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1 つはノース・サーキュラー・ロード (North Circular Rd.)にある Two Boys Brew。

 

この間、休日の昼の2 時ごろいったら超満員でした。ここは、割といい仕事についててお金ももってる若い人が好きそうなお店。店員さんもこぎれいで、ラグビー部のある高校出てそうな感じ。接客もフレンドリーです。コーヒー豆は 3FE のを使っています。

 

もう 1 つはレンスター・ストリート・ノース (Leinster Street North) の Bang Bang。Phibsborogh Road のこの看板が目印。

 

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おもしろいのは、こちらのお店は、Two Boys Brew とは対照的に、なんといいますか、サヨク系なんですね。古着売ってたり、ナチュラル系食品売ってたり、ピースマーク (鳩の足跡みたいなやつ)が貼ってあったり、社会主義政党のパンフレット置いてあったり。こちらのコーヒーは Silverskin。ダブリンの焙煎所です。

 

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コーヒーはどちらもおいしいですが、中の雰囲気は私は Bang Bang の方が好きです。

 

あ、Bang Bang というのは、Thomas Dudleyという1950 ~ 60 年代にダブリン市内で有名だった気のいい変人のニックネームだそうです。彼はカウボーイ映画の大ファンで、腰に大きな鍵をぶらさげ、それを銃に見立てて、バスやトラムの中で、見知らぬ人に「バン、バン」とやってたそうです。ある意味、神出鬼没のストリートパフォーマー。彼のユーモアはてらいがなく、害もないので、ダブリンの人たちも彼にのって、死んだふりしたり、撃ち返したりして楽しんでいたそうです。

 

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いま Bang Bang (お店) では、Thomas Dudley のちゃんとした墓石を建てるために募金をしています。https://www.gofundme.com/bang-bang-gravestone

 

さて、フィブスボロの十字路から南にちょっと下ったところにはテイカウェー専門のお寿司屋さん Tani があります。

 

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ここは 2 年前ぐらいにできたかな。けっこうおいしいですよ。Tani はダブリン南部のテレニュアに本店がありますが、Michie Sushi で働いてた中国人シェフが独立して作った店です。

 

ここからもう少し南に下った左側には Back Page というパブがあります。ここも 2 ~ 3 年前にできました。

 

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表は割と地味ですが、ここのパブは結構おもしろいです。スポーツやゲームがテーマになっていて、スポーツ中継が見られるのはもちろん、ボードゲームが取り揃えてあったり、ビデオゲームができる小部屋があったり (予約制)、卓球大会が開かれたりしています。若い人、好きそう。

 

私が行ったのがしばらく前なので、今は変わってるかもしれませんが、ビールは主にクラフトビール。辛うじてギネスが置いてあって、5 ユーロ以下で買えるのはギネスだけでした。

 

というわけで、どんどんおしゃれ化の進むフィブスボロですが、チャリティーショップなんかもいっぱいあるんですね。下町風情とモダンな街並みが共存するような街になっていくのかもしれません。